コートジボワールの最大の都市であるアビジャンはかつての首都でした。アビジャンはコートジボワールで一番経済が発達しており、アフリカ有数の巨大都市の一つとして認識されています。アビジャンはコートジボワールの政治・経済の中心地で、インフラが整っていることはもちろん、観光地としても発展しています。そのため観光スポットもいくつかあります。
場所
アビジャンはコートジボワールの南部に位置している都市です。
歴史
アビジャンは1893年にフランス領コートジボワールが成立した際に建設されました。フランス人は先住民族を追放し、鉄道建設などが行われ、アクセスがとても良い都市になりました。アビジャンは1934年に首都となり、1950年には運河が建設され、港も開港しました。1983年3月に同国の首都は内陸部のヤムスクロに遷都しましたが、今でもアビジャンはコートジボワール最大の都市になっています。
気候
アビジャンはサバンナ気候に属しています。年を通して気温は20℃~35℃を推移します。
言語
公用語はフランス語です。その他にもジュラ語、バウレ語、ヤクバ語など、先住民族の言葉も使われています。
治安
アビジャンの治安は近年安定してきていますが、危険なエリアもあります。アジャメ、アボボ、ヨプゴンなどは低所得者が多く住んでおり犯罪発生率が高いので注意が必要です。
産業
アビジャンは港湾都市であることから、貿易がとても盛んです。また、鉱業も栄えており、自動車、繊維工業なども栄えています。
人種
コートジボワールには50以上の部族が住んでおり多民族国家です。そのことから多数の民族で構成されています。
宗教
コートジボワールではイスラム教徒が4割を占めています。その他ではキリスト教も3割程度がいます。
通貨
CFAフランが使用されています。
観光スポット1 : Cathédrale Saint-Paul
1985年に建てられたアビジャンのシンボル的な存在の大聖堂です。白に塗られた教会と、ユニークな形をした青の屋根がとても特徴的です。
観光スポット2 : La Grande Mosquée du Plateau
アビジャンのグランドモスクはイスラム教徒のみ入ることができます。天高く突き抜けるような塔がとても印象的で、写真を撮影する観光客がとても多くいます。
観光スポット3 : PlaYce-Marcory
アビジャンで最大規模を誇るショッピングモール。大きなフードコートもあり、有名ファースフード店も入っています。品物は比較的安いです。
観光スポット4 : Parc national du Banco
アビジャンにある国立公園です。アビジャンのオアシスとも呼ばれていて、数多くの種類の木々が生い茂るとっても自然豊かな地区です。コートジボワールの自然が広がる場所です。
観光スポット5 : Jardin botanique de Bingerville
コートジボワールの有名な植物園です。しかし花はあまり多くなく、どちらかというと草や木が多いです。たくさんの家族がピクニックをしにここへやってきます。
観光スポット6 : Musée des Civilisations de Côte d’Ivoire
アビジャンにある博物館です。こじんまりとしている博物館ですが、アフリカの多数のコレクションが展示されており、珍しいものも多数あります。
宿泊施設
アビジャンは宿泊施設が充実しています。最寄りにはフェリックス・ウフェ=ボワニ国際空港があります。航空券や宿泊施設は下記リンクから予約可能です。他の言語にも対応しています。
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