リビアヤマネコはアフリカに生息するヤマネコです。北アフリカから中東地域に生息するネコです。ネコを飼っている人は何を飼っていますか?マンチカン、アメリカンショートヘアー、スコティッシュフォールド、チンチラ、ベンガル、メインクーン、シャム、ラグドール、ノルウェージャン、雑種などいくらでもネコの種類はいますが、実はこのリビアヤマネコはすべてのネコの起源と言われています。そのためこのネコはとても原始的な形をしているといわれています。ミトコンドリアDNA鑑定の結果では131000年前にリビアヤマネコとイエネコが分岐したとされています。ネコは昔はそもそも人間に飼われていなかった野生の生き物です。
生息地
北アフリカを筆頭に中東地域にも住んでいます。
歴史
リビアヤマネコは砂漠地帯発祥と言われており、砂漠のネコと呼ばれます。もともとヤマネコは野生でしたが、人間が食料を育てるようになったことがきっかけに距離が近くなります。米などの食料を昆虫やネズミが食い荒らしてしまうため、強力な保護者を必要とした人間はヤマネコを飼うことでネズミの駆除をさせるようになりました。4000年前の古代エジプト時代にイエネコという猫種として固定化されたとされています。以後ペットとして世界一愛される動物となったのです。
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特徴
リビアヤマネコはすべてのイエネコの起源です。そのため体長も体重もイエネコとほぼ同じ。リビアヤマネコはキジトラにそっくりな外見をしています。リビアヤマネコの被毛は砂のような灰色もしくは薄い茶色です。目の横からクレオパトラ・ラインと呼ばれる縞模様があります。足がやや長めで耳が大きいため野生のネコだとよくわかりやすいです。体長は47~60cm、体重は5㎏です。
生態
リビアヤマネコは野生の猫のため、狩りをして暮らしています。夜行性で昼は休んでいたり寝たりします。非常に聴覚が敏感なため、小動物や虫のわずかな動きにも気づくといわれています。狩りの獲物は小動物、鳥、爬虫類、虫です。また、ヤマネコは水をあまり飲みません。もともと砂漠地帯のネコのため、水がなくても生きていけるのです。
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絶滅危惧種
リビアヤマネコは現在絶滅危惧種ではありません。しかし派生した少数派のネコが絶滅の危機にあるように将来的にはリビアヤマネコも絶滅危惧種になる可能性があります。イリオモテヤマネコやスコットランドヤマネコなど世界では派生している希少種のほうが現在は危機的な状況にあるといえます。
飼育
リビアヤマネコは許可が必要な特別指定されているような動物ではありません。そのため、飼うこと自体は可能です。またイエネコと違ってヤマネコであるので人間と一緒に生活ができるかどうかがわかりません。リビアヤマネコは動物園でもなかなか飼育されておらず、アメリカのバーミンガム動物園でしか飼育されていないです。中東や北アフリカへいけばリビアヤマネコを見ることができます。
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