アルジェはアルジェリアの首都であり、最大の経済都市でもあります。アルジェは地中海に面した都市で、地中海の要塞として機能していました。アルジェは「北アフリカのパリ」と呼ばれており、フランスの植民地だったことから、ヨーロッパ文化が深く浸透した町です。それに付け加え、アルジェは歴史も長い街でもあり、観光スポットも多数あることから、多くの旅行客が訪れる有名な観光地です。
場所
アルジェはアルジェリアの北部に位置している都市です。
歴史
アルジェは紀元前1000年ごろにはフェニキア人が交易所を置いており栄えていました。ローマの領土になりましたが、その後イスラム勢力の支配下に長く置かれ、イスラム文化が浸透しました。近代になるとフランスがこの地を占領し、長い間ヨーロッパ列強の支配を受けました。アルジェリアは1962年に独立し、アルジェは首都になりました。
気候
アルジェは夏はとても暑く厳しいです。暑い時だと40℃を超えることもあります。年を通して気温は10℃~33℃を推移します。
言語
アルジェリアでは公用語はアラビア語とベルベル語です。また、その他にもフランス語が深く浸透しています。
治安
アルジェはアルジェリアの中では治安が良いほうですが、武装勢力と治安部隊の衝突が起こるため、巻き込まれないように注意が必要です。現地を訪れる際は自身の身の安全に配慮することが大切です。
人種
アルジェリアでは80%がアラブ人で、20%がベルベル人です。
産業
アルジェは重要な経済、商業、金融の中心地です。さらには貿易もとても盛んな地で、鉄鉱石や葡萄酒などの輸出もとても多いです。
宗教
アルジェリアでは99%以上がイスラム教徒です。わずかにキリスト教徒がいます。
通貨
アルジェリア・ディナールが使用されています。
観光スポット1 : Kasbah
アルジェのカスバは旧市街の一角。16世紀に地中海を縄張りとしていた海賊がこの街を造ったのです。宮殿やモスク、市場や工房があり、当時の人の生活の様子が分かります。
観光スポット2 : Djemila
ジェミラはローマ帝国都市の遺跡。1982年世界遺産に登録されました。ジェミラには、様々な神殿、3000人収容できる劇場、集会場、寺院、大浴場、公共トイレ、市場などの跡が残されています。
観光スポット3 : Hoggar
サハラ砂漠にある山地です。侵食による奇形の茶色い岩々が広がるこの高地は美しい光景が広がっています。観光スポットとして大変人気があります。
観光スポット4 : Tassili N’Ager
リビアとの国境近くにある高原です。1982年に自然と文化を合わせた複合遺産として登録されています。壁画には、踊る人々や、羊の群れ、牛、キリンなど描かれています。
観光スポット5 : Bardo National Museum
バルドー国立美術館は内部には鮮やかで細かい装飾が施されており、建物自体の美しさを楽しむことができます。内部は調度品、絵画などが展示されています。
観光スポット6 : Algiers Post Office
1870年にアルジェの中心地に建設された旧中央郵便局。現在は博物館として使用されています。このアルジェのランドマークになっています。
観光スポット7 : The Martyrs’ Memorial
独立の殉教者記念塔はアルジェリア独立20周年を記念して1982年に殉職者を偲んで建てられたモニュメントです。夜はライトアップされ、とてもきれいに映ります。
観光スポット8 : Notre Dame d’Afrique
アルジェにあるカトリックの教会。内部のフレスコ画は20世紀末に描かれています。丘の上なのでアルジェ市内と地中海が良く見渡せます。
宿泊施設
アルジェは宿泊施設が充実しています。ウアリ・ブーメディアン空港が最寄にあります。航空券や宿泊施設は下記リンクから予約可能です。他の言語にも対応しています。
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