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動物とアメリカ大統領 : ペットとの深い関係

Pet

アメリカ大統領というのは世界で最も権威のある地位と言っていいでしょう。アメリカは1900年代に入ってからは世界をリードする存在となったため、その代表である大統領はとても注目される存在です。実は歴代のアメリカ大統領はほとんどの人がペットを飼育していたという事実があるのです。そしてペットを飼育していなかった大統領のほとんどは運に恵まれず、不運な人生を送っているのです。

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アメリカ合衆国大統領のペット

歴代のアメリカの大統領は多数いましたが、ほとんどの大統領たちがペットを飼育していたという事実があります。アメリカの大統領にとって、ペットは人気上昇の秘密兵器と言われており、支持率とも関連性が高いと言われています。「支持が必要なら犬を飼え」と、ワシントンではよく言われます。実際ホワイトハウスに住んだ最初の大統領ジョン・アダムスを筆頭に、大統領はほぼ全員がこの助言に従っているのです。犬や猫は想像がつくものの、それ以外の珍しい動物を飼っていた大統領もいました。

ジョン・F・ケネディ

ジョン・F・ケネディ元大統領は、犬や猫だけではなく、ポニーやカナリア、ハムスター、ウサギなど多くの動物を飼っていたことでも有名です。相当な動物好きと言われており、そのためか人気もとても高い大統領でもあります。

カルビン・クーリッジ

第30代のアメリカ大統領です。クーリッジは犬だけでなく、アライグマ、ロバ、カバ、ライオン、ガチョウなどを飼っていました。彼の大統領職中にアメリカ合衆国は著しい経済成長を遂げ、アメリカは発展しました。

セオドア・ルーズベルト

第26代の大統領です。彼は犬や猫だけでなく、コンゴウインコ、アナグマ、モルモット、ヘビ、鳥なども飼育していました。その効果もあったのか、彼は最初かつ唯一のアメリカ合衆国における最高位の勲章を授与された大統領でもありました。

ペットを飼っていない大統領

その一方でペットを一切飼っていない大統領もいました。ジェイムズ・ポルク、アンドリュー・ジョンソン、ドナルド・トランプの3人です。しかしジェームズ・ポークを除いた2人はいずれも政治家としては充実した人生を送っているとは言い難いのが現実です。

アンドリュー・ジョンソン

1800年代の大統領でした。当時のアメリカは奴隷制で揺れていました。ジョンソンは自ら奴隷を有し奴隷制の賛同者で、奴隷制廃止を唱える議会と対立をしていました。共和党急進派のメンバーと馬が合わず、政敵である陸軍長官スタントンを罷免したことから弾劾裁判にかけられてしまったのです。上院での弾劾決議の採決では賛成35票・反対19票で辛うじて大統領の座を保つことができました。しかし議会との溝は深まる一方で、その後退任しています。

ドナルド・トランプ

トランプはアメリカ経済を発展させた大統領でしたが、左翼側から常に攻撃を受けました。2020年大統領選挙では不正な郵便投票により形勢逆転され、バイデンに敗北。投票率が100%を超える州もあり、不正票のほとんどはバイデンに投じられました。身内であるマイク・ペンスを筆頭に裏切者が続出し、トランプは完全に孤立しました。さらに2021年1月には民主党の自作自演による連邦議会襲撃事件が起こりました。これがきっかけで弾劾裁判にかけられてしまったのです。

アメリカ大統領にとってペットは守り神

アメリカ大統領にとってペットというのは神のようなものです。ペットは大統領を政治的危機から救ったこともあります。ニクソンは1952年、共和党の副大統領候補に選ばれましたが、不正な政治資金を隠しているという疑惑が浮上。しかしニクソンは「贈り物を受け取った。テキサスから送られた木箱に入った小さなコッカー・スパニエルで、黒と白の斑点があり、6歳の娘トリシアが『チェッカーズ』と名付けた」と発言した影響で、ほとんどの有権者は犬のイメージしか記憶に残らず、スキャンダルはすぐ沈静化。アメリカでは全世帯の70%がペットを飼っているという実態があります。そのためか、アメリカ人にとって動物は最大の良きパートナーと言えるのかもしれません。

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