バマコはマリの首都です。ニジェール河沿いに位置する都市で、街は5つの丘に囲まれており、丘から綺麗な街並みを眺めることができます。フランス領にもなった都市であることから、アフリカでありながらもヨーロッパ文化が浸透している都市です。2002年にマリで行われたサッカーのアフリカ・ネーションズ・カップを機に町に色々な施設が建てられるようになってきており、活気が出てきている都市でもあります。
場所
バマコはマリの南部に位置している都市です。
歴史
バマコは旧石器時代に居住跡があり、すでに遥か昔から人が住んでいたと思われます。近代になると、フランス軍によって征服され、この地は植民地になりました。1900年代になり、マリは独立を果たし、バマコは首都になりました。その後、バマコは人口増加が続いています。
気候
バマコは砂漠の地にある町であることから、年中とても暑いです。年を通して気温は16℃~38℃を推移します。
言語
マリの公用語はフランス語です。しかしマリには多数の部族が住んでおり、国内の多数部族が使用している4つの言語を国語としています。
治安
マリ南部では急速に治安が悪くなってきています。原因となっているのはテロです。外国人もテロの標的になるので気を付けてください。
人種
マリは多くの民族が居住する多民族国家。多数派を占めているのはバンバラ人です。その他はマリンケ人やソニンケ人がいます。
産業
バマコは流通における交易の要衝となっており、交易の町です。織物、肉製品、金属加工品などの取引がとても多いです。
宗教
マリではイスラム教徒が90%を超えています。その他にもキリスト教徒がいます。
通貨
マリでは西アフリカCFAフランが使われています。これは西アフリカの8か国で使われている通貨です。
観光スポット1 : Mali National Zoo
国立動物園はゾウやキリン、バッファローやライオンなどが飼われています。その他にも鳥類、魚類の展示もあり、多数の動物たちを鑑賞することができます。
観光スポット2 : Bamako National Museum
バマコ国立博物館は頭部の骨、伝統的な衣服や生活の様子などが分かる展示が多数あります。マリの歴史について学ぶことができます。
観光スポット3 : Mali National Park
マリ国立公園は緑が広がっており、花々が植えられています。中央部には噴水があり、バマコの人々が集まり、憩いの場所としても機能しています。
観光スポット4 : Bamako Central Market
バマコ中央市場は地元バマコのアーティストのつくった民芸品や珍しいフルーツや野菜など、色々なものがなんでも揃う市場です。
観光スポット5 : BCEAO Tower Bamako
バマコにあるシンボル的な建物です。西アフリカ諸国中央銀行のマリ本部であり、西アフリカで開発銀行業務と政府の金融および通貨サービスを提供しています。
観光スポット6 : The Pont du Roi Fahd
キングファハド橋は、ニジェール川に架かるバマコの橋で、マリの首都の旧市街と南岸の広大な郊外を結んでいます。サウジアラビアのファハド王にちなんで名付けられました。
宿泊施設
バマコは宿泊施設が充実しています。バマコ・セヌー国際空港が最寄にあります。航空券や宿泊施設は下記リンクから予約可能です。他の言語にも対応しています。
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