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アフリカ絶滅危惧種動物 : カンムリヅル

Animal

カンムリヅルはアフリカに生息する鳥です。エチオピア、カメルーンなどサハラ以南のアフリカの中央部・西部に分布しているツルで、鳥綱ツル目ツル科カンムリヅル属に分類されています。カンムリヅルは湿地に生息することが多いですが、河川などで見ることもあります。カンムリヅルはすでにナイジェリアでは絶滅が確認されており、生息数が減少してきている生き物です。カンムリヅルは国際自然保護連合によって準絶滅危惧種に指定されています。

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生息地

カンムリヅルはアフリカの西部から中部地域に生息しています。

特徴

カンムリヅルは全長95cm程度のツルです。全身は灰黒で上雨覆と下雨覆は白く、内側の大雨覆は淡黄色です。翼の雨覆部分は白色で、初列風切羽根は黒く、次列風切羽根は茶色です。カンムリヅルはサハラ以南のアフリカ諸国で生活しており、カンムリヅルはオスがメスよりも大きい傾向にあるものの、あまり差異がなく、見分けがなかなかつきません。カンムリヅルは止まり木をつかむことができる長いつま先を持っています。カンムリヅルは湿地や湿潤な草原の地域を好んで住んでいることが多いです。ナイジェリアの国鳥として有名な鳥です。このツルは単独行動をすることは少なく、群れを形成することが多いです。最大時に100羽程度の集団を作ることがあります。

生態

カンムリヅルは草や穀物の種子のほか、昆虫やカエルなどの爬虫類、小型の哺乳類を食べて生活しています。繁殖様式は卵生。湿地地帯に巣を作り繁殖をします。5月から12月に繁殖を行うことが多く、1回につき2-3個の卵を産むことができます。抱卵はオスとメスの両方で行われ、期間は28 – 31日。ヒナはしばらく親とともに生活をします。巣立ちは60〜100日で行われます。

絶滅危惧種

カンムリヅルはナイジェリアの国鳥としてナイジェリアには多数生息していましたが、ほぼ絶滅してしまいました。周辺のカメルーンや、エチオピア、チャド、スーダン、セネガルにはまだ生息していますが、年々生息数が減っていることが分かっています。草地で足踏みして飛び出てきたバッタ類を捕食することから、農家が飼うことも多いです。しかしその一方で農作物を食害することから駆除されることもあります。最大の脅威は人間による土地開発です。カンムリヅルの生息地は確実に狭まっており、1985年にツル科単位でワシントン条約附属書IIに掲載されました。国際自然保護連合では準絶滅危惧種に指定されています。

飼育

カンムリヅルは絶滅危惧種の動物であることから、輸出と輸入に制限がかかっており、飼育は容易ではありません。動物園で鑑賞するか、アフリカまで行ってみてください。

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