ブルノはチェコ第二の都市として知られています。首都プラハに比べると、ブルノはあまり知られていない都市ですが、とても多くの観光スポットがあることで知られています。大聖堂、博物館など多数の見どころがあり、多数の旅行客が訪れている場所です。さらにはチェコの司法制度の中枢である憲法裁判所や最高裁判所が置かれています。そのほかにもチェコの政府機関も集まっています。
場所
ブルノはチェコの東部に位置している都市です。
歴史
ブルノは12世紀ごろにモラヴィア伯の領土の中心地になりました。13世紀にはこの都市は都市特権を認められました。18世紀以降繊維産業が大きく発展し、オーストリアのマンチェスターと呼ばれるようになりました。現在はオーストリアではなく、チェコの領土となっている都市です。
気候
ブルノは夏と冬の寒暖差がとても大きい都市です。年を通して気温は‐4℃~25℃を推移します。
言語
チェコではチェコ語が公用語になっています。さらにはドイツ語、スロヴァキア語、ポーランド語、ハンガリー語なども使用されています。
治安
ブルノの治安は地域によって異なります。観光客が多い中心部や高級住宅街はとても安全ですが、移民が多い地域は不安定です。
人種
チェコ人が64%を占めています。その他はモラヴィア人、スロヴァキア人などが住んでいます。
産業
ブルノは教育産業が発展しており、大学が多数あります。さらに政府機関が多数置かれていることから、公的な機関がとても多いです。
宗教
チェコでは無宗教がとても多いです。その他はカトリック、プロテスタントなどがいます。
通貨
チェコではチェコ・コルナが使用されています。
観光スポット1 : Náměstí Svobody
ブルノ旧市街の中心にある自由広場。広場に設置されている天文時計は黒い花崗岩でできた、巨大なピストルの弾丸の形をしています。
観光スポット2 : Moravské zemské muzeum
モラヴィア博物館は歴史や文化、文学や音楽、考古学、人類学など多岐な分野に渡る、およそ600万点以上もの膨大なコレクションを見ることができます。
観光スポット3 : Hrad Špilberk
チェコ文化遺産に指定されているブルノの最も重要な史跡です。17世紀に神聖ローマ帝国によって監獄として用いられ、反逆罪に問われた因人が収容された所です。
観光スポット4 : Katedrála sv. Petra a Pavla
鋭く尖った2つの塔が特徴的な大聖堂。2つの尖塔には、上ることもできます。塔の上からは、美しいブルノの街全体を見渡せます。
観光スポット5 : Mendlovo muzeum
メンデルは、エンドウ豆の交配実験から遺伝の法則を発見した有名な植物学者です。メンデルに関する資料が多数展示されている博物館です。
観光スポット6 : Vila Tugendhat
トゥーゲントハット邸は、世界文化遺産に登録されているブルノの観光スポットです。現代建築の原点ともいわれ、機能主義建築のうち最も美しく重要な、世界4大邸宅建築の一つとされています。
観光スポット7 : Brněnské Podzemí
ブルノの地下道はたくさんの小部屋があり、ワインセラーや食料貯蔵庫、はたまた牢獄などに利用されていた部屋を見学することができます。
観光スポット8 : Památník Leoše Janáčka
レオシュ・ヤナーチェクは、ブルノを代表する音楽家です。クラシック音楽が好きな人はここを訪れるようにしましょう。彼の人生を知ることができます。
宿泊施設
ブルノは宿泊施設が充実しています。最寄りにブルノ・トゥラニ空港があります。航空券や宿泊施設は下記リンクから予約可能です。他の言語にも対応しています。
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