スポンサーリンク

アフリカ絶滅危惧種動物 : バーチェルサバンナシマウマ

Animal

バーチェルサバンナシマウマは人間による乱獲が原因で20世紀初頭に絶滅した動物です。しかし2004年頃、ナミビアで生息が確認されたという絶滅危惧種の動物です。アフリカには3種のシマウマが生息していますがその中の1つ。サバンナシマウマの亜種でサバンナシマウマとは生息地域が違い、ナミビア、マラウィ周辺のみに分布しています。バーチェルサバンナシマウマは生息数がとても少ないことから絶滅の可能性があります。

スポンサーリンク

生息地

バーチェルサバンナシマウマはナミビア、ザンビア、マラウィ周辺にのみ生息しています

特徴

バーチェルサバンナシマウマは体長250cm、体重200-400kg。アフリカには3種のシマウマがいます。グレビーシマウマ、ヤマシマウマ、サバンナシマウマ。すべて絶滅危惧種になっていますが、バーチェルサバンナシマウマはサバンナシマウマの亜種にあたります。バーチェルサバンナシマウマは脚に縞がないのが最大の特徴。さらに天敵の肉食動物から身を守るため、集団で生活するのが特徴です。そのたま仲間意識がとても強い動物です。

生態

バーチェルサバンナシマウマは植物食で主に草や木の実、果実などを食べています。生態についてはサバンナシマウマとほぼ同じです。寿命は野生下だと最大20‐30年程度生きることができます。

名前の由来

バーチェルサバンナシマウマはイギリスの動物学者ウィリアム・バーチェルがこのシマウマをアフリカからヨーロッパへ持ち帰りました。その時にこのシマウマを自分の名前にちなんでバーチェルサバンナシマウマと名付けました。

絶滅危惧種

バーチェルサバンナシマウマは人間の食用肉となることから大量乱獲されていました。それによって1800年代後半には殆ど見られなくなってしまい、1900年代に絶滅が確認されました。完全に消えたと思われていたのですが、2004年にナミビアのエトーシャ塩湖付近で群れが発見され、生き残っていたことが分かりました。しかし生息数がとても少ない状況です。現在では、人工的に繁殖させることが法律で許された唯一のシマウマとなっています。

飼育

バーチェルサバンナシマウマは絶滅危惧種であることから一般人が飼育することはかなり難しいです。そのため動物園で見ることも難しいため、ナミビアやザンビアなどに行ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました