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【動物と飼育】猫の室内飼い、放し飼い どちらが幸せなのか?

Pet

猫はイエネコとも呼ばれている通り、室内で飼う人がとても多い動物です。しかし100年前はむしろ放し飼いをしていた人のほうが多かったです。では、室内で飼育することと、放し飼いではどちらが猫にとって幸せなのでしょうか?室内で飼うことは猫にとってかわいそうなことなのでしょうか?それを記事にまとめました。

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室内飼い

現代社会では室内でネコを飼う人がとても増えています。理由としては放し飼いだと、病気や交通事故で死ぬ可能性があるからです。室内飼いではどのようなメリットとデメリットが猫にあるのでしょうか。

メリット

室内飼いの最大のメリットは外で病気をもらって死ぬ可能性がないことと、交通事故で死ぬ可能性がないということです。これにより猫にとっては長寿になりやすい傾向があり、野良猫は数年で死ぬことが多いことに対して、室内飼いの猫は20歳あたりまで生きることが多くなっています。また猫は自分の縄張りというものに対して強い執着があります。家=自分の縄張りという意識を根付かせることになるため、室内と外との境界線を引くことができます。

デメリット

猫の性格というのは気まぐれでわがまま、自由奔放という一面があることです。これは逆に言えば、自由に歩き回りたいという猫の願望を室内に閉じ込めて飼育することになるため、叶えられないことを意味します。室内飼いをしている猫がじっと窓の外を眺めていることがありますが、これは外を監視しているという一面があると言われていますが、その一方で、外に出たいという願望の現れだという人もいるのです。

放し飼い

放し飼いは近代までの世界各地で見られていた飼育スタイルです。猫は自由気ままに生活をしたがる生き物なので、放し飼いはとても理想的な世界とも言えるでしょう。放し飼いのメリットとデメリットを記載します。

メリット

放し飼いできるメリットとしては猫の運動、健康にとても良いということです。室内飼いだと怠けて太っていく猫はとても多いです。屋根の上に登ったり街中を自由自在に走り回ることができるため、とても健康的だということです。また外に出れば、色々な世界を知ることもできます。自分の生きている間にできるだけ、たくさんの世界を知りたいと思うのが生物の本能とも言えるでしょう。家の中に閉じ込めるよりも幸せとも言えるのです。

デメリット

放し飼いのデメリットとしては外で病気をもらって死ぬ可能性があること。さらには交通事故で死ぬ可能性があるということです。これにより大半の猫が家に帰ってこないという事象が起こります。また、猫は帰巣本能があるので、本来なら帰ってくるのですが、 死期を悟った場合は帰りません。死期が来ると、猫は隠れた草むらのなかで死んでいきます。飼い主にはみじめな姿を晒したくないのです。しかし飼い主はいつまでも猫を待ち続けてしまいます。

どちらが幸せなのか?

猫の放し飼いと室内飼いにはそれぞれメリット・デメリットがあることがわかったと思います。しかしそこで、どちらが幸せなのかという問題があるのです。もともと猫は単独で行動するのが得意で、他の動物と比べると行動範囲も狭いと言われています。室内で猫を飼う場合、狭い部屋に閉じ込めておくのは可哀想です。屋外で猫を飼う場合、美味しい空気とたっぷりの日差しを浴びてのびのびと遊ぶ姿は、自由きままで猫らしいと思っている飼い主も多いですが、車が多くなった現代社会においては、危険です。

性格

猫の性格によって放し飼いと室内飼いどちらがいいかは答えが変わります。人間にも性格は人によってバラバラです。おとなしい猫ほど、室内飼いが適しているでしょう。いつも静かで、本を読んでいるような人はあまり外には出ません。その一方で、活発な猫ほど放し飼いが適しているでしょう。いつも外へ飛び出して旅行へ行きたがる人が家の中に毎日いられるわけがないからです。猫は人間のように話すことができません。猫の性格、志向で飼育スタイルを変えることが好ましいです。

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