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【動物とペット】猫カフェと保護猫カフェの特徴と違い、歴史

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近年ネコカフェは世界中で流行してきており、街を歩いていると、頻繁にお店を見つけられるようになりました。自宅で猫を飼えない人でも気軽に猫と触れあえることで人気を集めましたが、その一方で、保護猫カフェというものも出てきています。それでは両者はいったいどのような違いを持っているのでしょうか。

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猫カフェとは?

ネコカフェはカフェのお店の中に猫が放し飼いされているところを指します。猫に触ることもでき、餌を与えることもできます。さらにはお茶やコーヒーなどが飲めるカフェのことを言います。これらのカフェは猫と触れあうことを目的としたカフェとして営業しているのです。客は飲食代の他に入場料を支払う仕組みで、時間制になっているところが多くなります。ちなみに飼育されている猫達は元々捨て猫だったり、譲り受けた猫だったりします。

保護猫カフェとは?

これに対して保護猫カフェはネコカフェと営業スタイルは全く同様ですが、猫と触れ合いながら、もし飼いたいと思った猫がいる場合は里親として引き取って飼えるカフェのことを言います。つまり保護猫カフェにいる猫達のほとんどは、何らかの原因で親を失ったり、捨て猫になってしまったのです。猫の保護団体が運営しているところが多く、そのカフェにいる猫たちは里親募集の猫です。つまり来場客が猫を引き取る場でもあるのです。

歴史

ネコカフェは飲食店と同じようなところですが、猫に癒されることを目的とした場所。この猫カフェというのはいつからできたのでしょうか。実はそれほど昔ではありません。台湾の台北市で1998年に開店した猫花園が世界初のネコカフェです。台湾でとても人気になり、猫と遊ぶことができる場所として知られました。

その後猫カフェは日本でも誕生します。日本で誕生したのは2004年の大阪にある「猫の時間」というお店。日本では多数の動物カフェが存在していますがその原点ともいえる場所です。また、日本では2007年沖縄で「猫cafe」という捨て猫の迎え入れ、里親募集を行うという猫カフェが保護猫カフェの始まりとなりました。このカフェは2012年に閉店し猫まるカフェokinawaとなっています。

そしてその後はアジア圏以外でもネコカフェが続々と登場。アメリカやオーストラリア、さらにはヨーロッパでもネコカフェがあります。フィンランドの都市タンペレで、保護猫カフェ Purnauskis が2014年10月開業。また、イギリスのブリストルには猫パブができました。今では世界中に猫カフェが展開されています。

猫を飼う会社も登場

猫カフェが世界的にブームになったことから影響を受けたのか、猫を飼っているホテルや猫を飼っている会社なども登場しました。経営者が猫を譲り受けて、会社で飼育するようなところも出てきています。従業員は猫を飼育しながらも、勤務時間中に猫と一緒に遊べるという特権があります。ただし、猫は気まぐれなので、気が向いた時にしか一緒に遊んでくれません。しかし猫を飼うことでうつ病防止や職場環境の活性化に貢献しているとも言われています。

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