動物には大型から小型まで様々な生き物がいます。小型の動物ほど心拍数が多く、大型の動物ほど心拍数が少ないということを知っていますか?哺乳類の動物はヒトも含めて、心拍数には限度があるといわれています。そして小型なのか、大型なのかによって時間の流れ方に違いがあるのです。例外はあるのですが、生物のほとんどは心臓が10-20億回鳴ると、寿命が来るといわれています。
心拍数と寿命
以下が哺乳類における心拍数と寿命の一覧です。これを見るとわかる通り、心拍数と寿命には強い因果関係があります。小型の動物ほど心拍数が多く、大型の動物ほど心拍数が少ないこと、そして心拍数が少ない生物ほど長生きしていることがわかるでしょう。
名前 | 心拍数(回/分) | 寿命(年) |
ヒト | 66 | 82-88 |
ウサギ | 205-220 | 6-7 |
イヌ | 50-130 | 15 |
ネコ | 110-140 | 15 |
ウマ | 23-46 | 30 |
ネズミ | 600-700 | 2-3 |
ハムスター | 200-500 | 5 |
モモンガ | 200-300 | 5 |
カメ | 10 | 100 |
体の小さい動物はなぜ心拍数が多いのか
体の小さい動物は、大きい動物に比べて心拍数は速いです。血液が体内を一周して戻ってくる距離を考えてみると、体の小さい生き物のほうが速くなります。それにより心臓の鼓動する回数が必然的に増えるのです。


例外もあります。例えばネズミの寿命は数年程度ですが、ハダカデバネズミは20‐30年ほど生きることができます。これはなぜかというと、ハダカデバネズミは無酸素状態でも生きることができるネズミで、酸素が薄い環境下では心拍数を下げ、呼吸を止めることもあるのです。心拍数を節約できるがゆえに長生きしていると言えますね。
体の大きい動物はなぜ心拍数が少ないのか
ゾウの心拍数は1分間に約30回で寿命は約70~80年と言われています。ネズミとは対照的でとても心拍数が少ないのです。血液が体内を一周して戻ってくる距離を考えてみると、体の大きい生き物のほうが遅くなります。

ヒトは例外
ヒトは哺乳類の中でも例外的な存在と言えます。一般的に生物のほとんどは心臓が10-20億回鳴ると、寿命が来るといわれています。しかし現代人は90歳近くまで生きる人が増えており、生まれてからの総心拍数は30億回以上になるのです。これは他の動物の一生涯の総心拍数の2倍以上になります。なぜこうなったのかというと、医療の改善、不老化が進んでいることが大きいといえるでしょう。老化治療薬はアメリカや日本で開発がすでに進んでおり、マウスのような小型哺乳類ではすでに効果が出ていることが分かっており、若返りが実現できています。現在臨床試験が始まっており、ヒトでも効果が出るかどうか、結果に期待が集まっています。10年後には実際に老化治療薬が実用化される可能性があり、ヒトの寿命は近い将来細胞分裂の限界にあたる120-130年に達するとも言われており、哺乳類の中でも例外的な存在になり続けるでしょう。
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