猫と一緒に暮らしていると、家の中で猫が電気コードなどを噛んでいることがよくあるでしょう。今はインターネットなども完備されている家も多いため、配線がたくさんある家も多いはずです。パソコンのコード、暖房器具のコードなど、家の中には電気コードがいっぱいです。電気コードを噛む癖のある猫がいると、トラブルになる可能性もあります。
猫が電気コードを噛むリスク
猫が電気コードを噛むと、色々なリスクが伴います。
感電死
コードには電気が流れているので、導線の部分まで噛んでしまうと、感電することがあります。感電の程度が軽い場合は、一時的なしびれや痛み程度で済むこともありますが重症の場合には、やけどをしたり、死に至ることもあります。そのため、猫にコードを噛ませるということは極めて危険なため、やらせないようにしてください。
電化製品
猫がコードを噛みちぎるなどで、電気コードが切れて電化製品が使えなくなる可能性もあります。電気コードが繋げられないと電気供給ができないため、製品は動作しなくなる可能性が極めて高いです。電気コードが熱を持つなどして火花が飛ぶような危険な状態になることもあります。
火事になる
コードが断線してショートすると、発火してしまう可能性もあります。火災が発生すると、自分の家どころか、周囲の家も巻き込む可能性があります。電気コードの断線や発熱などによる火災は発生します。猫が噛むことにより発生率が上がってしまうのです。

猫が電気コードを噛む理由
それにしても猫はなぜ、電気コードなどを噛んでしまう癖があるのでしょうか。これには今までの生活や環境などが大きく影響しています。
猫の歯
子猫の歯が乳歯から永久歯に生え変わる時期があります。この時期は、歯がむずむずと痒くなったりするため、電気コードを噛むという行動に出ます。この時にコードを噛む癖がついてしまうと、大人になっても噛む癖が抜けなくなってしまうため要注意です。
好奇心
猫はとても好奇心のある生き物です。見たこともないものに対して執着することもあり、じゃれてしまうこともあります。電気コードのような細長いものはとても噛みやすいため、猫にとっては格好の遊び道具です。
ストレス
ストレスを感じた猫が、そのはけ口として電気コードを噛むことがあります。イライラしている猫は耳が横を向いており、さらに立っているためとてもわかりやすいです。対策としてはケージにいれるなどして、危ないものに近づけないようにするなどの策が必要です。
対策法
電気コードを噛む時にとるべき対策はいくつかあります。
通信業者に相談する
一つは通信業者などと、相談することが案としてあります。通信業者は一般住宅をいくつも回って、配線の構築をしてきています。そのためペットのいる住宅なども今までたくさん見てきているため、アドバイスを得ることもできます。どうやって猫がケーブルを噛まないようにするか、考えがない人は相談してみることもありでしょう。



保護カバー
電気店などで電気コードに巻いて保護するカバーなどを購入することも一つの手段です。そもそも猫が噛めないような環境にしてしまうというのも手としてあります。電気コードの保護カバーなどはそれほど高価でもないため、電気店で見つけることは可能です。

匂いをつける
猫の嫌いな匂いのするペットのいたずら対策のスプレーなどが売っています。自分の猫に有効かどうか、試してみるのが良いでしょう。一度試してみて効果があるかどうかを見てみましょう。
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