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南米絶滅危惧種動物 : カマドドリ

Animal

カマドドリは鳥類でスズメ科の動物です。とても鳴き声が癒され、かわいい鳥です。 カマドドリにはたくさんの種類がいます。キノボリカマドドリ、マユカマドドリ、オナガカマドドリ、ホオジロカドドリなどたくさんの亜種がいます。アルゼンチンの国鳥になっており、アルゼンチンではオルネーロと呼ばれています。スペイン語でオルネーロとはかまどを意味しています。その名の通りこの鳥はかまどのような家を作る鳥なのです。近年絶滅が危惧されています。

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生息地

カマドドリはメキシコから南米大陸まで幅広く生息する鳥です。

特徴

カマドドリはスズメ目カマドドリ科に分類されます。全長は 9~35cmでスズメの中では大きめのサイズです。この鳥の由来は巣にあります。木の枝の上に泥を運び、まるでかまどのような巣を作ります。雨で柔らかくなった粘土と草を混ぜて、長さ30cm、高さ25cmくらいの巣を作ります。そのことからカマドドリと呼ばれるのです。巣は雨にぬれても全く壊れないほど頑丈です。カマドドリは亜種を含めると215種もいてかなり細分化できます。主な生息地帯は湿地の木の上やサバンナの木の上です。全身の色は暗褐色、黒色、灰色など様々なタイプがいます。

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生態

カマドドリは主に木で昆虫を獲物として捕らえて食べますが、海近辺で甲殻類をとらえて食べるタイプもいます。カマドドリは毎年12月から2月にかけて木の上にかまどを製作します。これはオスとメス共同で行うものでとても頑丈です。ちなみにこのかまどは毎年作り直します。この巣のなかで生活や繁殖をします。繁殖は卵生で1度につき1-5個産むことができます。

絶滅危惧種

カマドドリは全般的に生息数が減っています。人間による森林伐採が最大の理由です。さらに家畜の放牧により森林地帯が減少しています。頑丈なかまどの巣がつくりにくくなり、生息できる地域が減っています。さらには生息地の分断も興っています。今後は生息できる地域がさらに減るといわれており、国際自然保護連合によって絶滅危惧種に指定されています。積極的な保護活動がなければ今後絶滅するといわれています。

飼育

カマドドリは現在絶滅の可能性が危惧されているため、生息数が少なく、一般人が飼育するのはかなり難しいです。南米大陸へ行ってみてください。

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