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【南米の猫:ジョフロイネコ】生態と特徴 絶滅危惧種? 飼育は可能か?

Animal

南米はとても不思議な猫が多い土地として知られています。と言うのも生態もよく分かっていない野生猫が住んでいるからです。ジョフロイネコは英語で「Salt Cat」とも呼ばれることがあります。この猫は主に南米地域に生息しており、特に南部に集中しています。この猫は絶滅危惧種なのでしょうか?

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生息地

ジョフロイネコはアルゼンチンを筆頭に、ブラジル南部、ウルグアイ、パラグアイ、チリなどにも生息しています。

特徴

ジョフロイネコは食肉目ネコ科オセロット属に分類される猫で食肉類です。サイズはイエネコとそれほど大きくは変わりません。体長45‐70cm、体重は2-3.5kgです。南米地域が主な生息地域であり、体毛が長く、毛色が灰色であるネコです。この猫は耳介の後方は黒い体毛で被われ、白い斑点があります。生息している地域は主に森林地帯やサバンナ、さらには草原や沼地などです。この猫は木登りがとてもうまく、簡単に上ることができます。この猫は夜行性で主に夜に狩りを行います。さらに猫といえば、水泳が苦手なことが多いのですが、この猫は泳ぎもとても上手です。急流の中でも泳ぐことができます。

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生態

ジョフロイネコは泳ぎもできるし、木登りもできるため、食べるものは多岐にわたります。齧歯類、鳥類、魚類、さらには両生類なども食べています。繁殖形態は胎生です。繁殖期は2月から8月と言われていますが、一年を通して繁殖することができます。妊娠期間は2か月以上あり、1回に2 – 3頭の幼獣を産むこのができます。子猫は生まれてから1週間程度で、目が開くようになり、半年程度は親猫とともに生活をします。子猫は8か月程度すると、親元から離れて行き自立します。性成熟は1年から2年かかります。

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絶滅危惧種

ジョフロイネコは絶滅危惧種ではないです。他の野生猫は絶滅危惧種であることが多いのですが、この猫の場合は生息範囲がとても広いことから生息数が安定しており、「低懸念」に分類されています。ただし、決して安泰ではありません。南米ではジョフロイネコの毛皮を狙った狩猟がとても頻繁に行われており、多数の猫が殺されているのです。とくに1900年代後半に狩猟が過度に行われたため、1977年にワシントン条約附属書IIに掲載されています。その後、1992年にはワシントン条約附属書Iに掲載され、輸出に制限をかけています。

飼育

ジョフロイネコはワシントン条約附属書Iに掲載されていることもあり輸出に制限がかかっています。そのため、入手は容易ではありません。また野生猫であることから、人間に懐くかどうかもわからない猫です。猫は基本的に餌さえくれれば誰でもOKですが、飼育例があまりないため、人間社会に適応できるかわからないのです。この猫を見たい場合は南米へ行ってみるか、動物園で鑑賞してみましょう。

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