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東南アジア絶滅危惧種動物 : マクジャク

Animal

マクジャクは東南アジアに生息しているクジャクのなかま。マクジャクはカンボジア、ベトナム、ミャンマー、ラオスなど東南アジアを中心に生息しており、一部はインドでも見られます。このクジャクは近年人間による土地開発やペット用の乱獲によって絶滅の危機にあります。マクジャクは絶滅危惧種に指定されており、ワシントン条約附属書IIに記載され、取引は制限されています。

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生息地

マクジャクは東南アジアに生息しています。

特徴

マクジャクは最大全長が300㎝になり、キジ目最大種の鳥です。マクジャクはキジ目キジ科クジャク属に分類される鳥類で東南アジアを中心に生息しています。頭部は青色、腹部は黒色の羽毛で被われ、頸部や背、胸部は青く外側へ向うにつれ緑や緑褐色。オスは尾羽基部の上面を被う羽毛が発達し、翼は青緑色の光沢がある黒です。メスは腰を被う羽毛や翼は黒と褐色です。マクジャクは普段群れを形成しており、森林や水辺などで生息しています。

生態

マクジャクは雑食で、穀類、草の種、木の実、昆虫などを食べます。繁殖形態は卵生。繁殖期になるとオスは単独で生活し、大声で鳴きメスに求愛します。メスは茂みの中に窪みを掘った巣に3~6個の卵を産みます。抱卵期間は約28日で、メスのみが育雛をします。寿命は20-25年ほどと言われています。

絶滅危惧種

マクジャクは東南アジアを中心に生息していますが、ペットとしての需要があることから、乱獲が問題になっています。さらに東南アジアは現在の世界で最も土地開発が盛んで、クジャクが住める地域が減少しており、生息数も減ってきていることが分かっています。マクジャクは現在絶滅危惧種に指定されています。さらにマクジャクはワシントン条約附属書IIに記載され、取引は制限されています。マクジャクのほとんどは保護活動が進んでいることから、タイの野生生物保護区、ベトナムの国立公園、ジャワ島国立公園などの指定地域でのみ生息しています。

飼育

マクジャクは生息数が限定されており、絶滅危惧種であることから一般人が飼育することは不可能です。動物園で鑑賞するか、東南アジアまで行ってみてください。

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