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東南アジア絶滅危惧種動物 : インドシナトラ

Animal

インドシナトラは東南アジア地域に生息するトラです。インドシナトラは9亜種が知られるトラの亜種の1つで、かつてはインドシナ半島に広く分布していました。ベトナムやラオス、カンボジアなどではほぼ絶滅。密猟もとても多く、インドシナトラは年々生息数が激減していることが明らかになっています。世界的なインドシナトラの数は250頭未満に減っているため、絶滅危惧種に指定されています。

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生息地

インドシナトラは東南アジア地域に分布しています。

特徴

インドシナトラは体長は2.25‐2.85m、体重は150‐180kgです。メスはオスに対して一回り小さいです。インドシナトラは大多数が山麓、及び丘陵地帯にある森林の奥地に生息しています。生息地域はタイを筆頭に、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムなどです。背面の毛衣は赤褐色がかかることや縞は細くて短く、数が多いことが特徴です。インドシナトラは哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類で獲物の量によって行動範囲が変わります。獲物がよく採れれば、狭い範囲で生活し、獲物の確保が難しければ行動範囲を広げます。インドシナトラは家畜や人間を襲ることもあるため、害獣とされ、駆除されることも多い動物です。群れは形成せず、繁殖期以外は単独で生活する動物です。

生態

インドシナトラはサンバーやイノシシ、カモシカなどを食べて生活しています。1日あたり平均6 – 7kgグラムの肉を食べ、場合によっては1日当たり25kg食べることもあります。大型食肉類を殺すこともあり、自分よりも大きな動物を倒すこともあります。繁殖形態は胎生です。繁殖時期は地域によって差異がありますが、2月~5月ごろで1回につき2-3頭産むことができます。妊娠期間は96 – 111日。生まれたばかりの子供はしばらく親とともに生活します。生後2年までに子供の半分は死んでしまいます。子供は生後3-4年程度で性成熟します。飼育下の寿命は20-26年です。

絶滅危惧種

インドシナトラは都市開発や農地開発、森林伐採により生息地が減少しています。生息地が減少していることから、人間の住む住宅街に姿を現し、家畜や人間を襲うこともあり、駆除されています。さらに毛皮を狙った狩猟がとても多く、人間によって殺害されています。カンボジアでは2005年以降はごくわずかな数しか生息していません。これはベトナムやラオスでも同様で、ほぼ絶滅に近い状態です。もはやトラの生息が十分に可能な場所は、タイ・ミャンマー国境周辺だけになっています。インドシナトラの絶滅は時間の問題になっています。そのためトラのほとんどはワシントン条約附属書Iに掲載されています。さらには絶滅危惧種に指定されています。

飼育

インドシナトラは輸入輸出に制限がかかっており、さらに生息数が激減していることから、一般人が飼育することはかなり難しいです。動物園で鑑賞するか、東南アジアまで行ってみてください。

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