スポンサーリンク

マダガスカル絶滅危惧種動物 : インドリ

Animal

インドリは哺乳綱霊長目インドリ科インドリ属に分類される霊長類の動物です。インドリはマダガスカルに住む固有種で極めて珍しい動物の一つと言えるでしょう。外見はキツネザルと親戚のような姿をしており、原始的なサルの仲間と言われています。インドリは絶滅の危機にあり、絶滅危惧種に指定されています。

スポンサーリンク

生息地

インドリはマダガスカルにのみ生息しています。

特徴

インドリは全長50-70cm、体重6-7kg。キツネザルの中では最大級の動物です。尻尾が短いことや耳介は房状の体毛で被われているところが特徴です。後脚が前脚よりも発達していてジャンプすることもできます。インドリはマダガスカルに住む固有種で、熱帯雨林地域に2〜6頭の群れをつくって生息しています。基本的には生活はすべて木の上で行います。木の上では四足歩行の他、垂直にジャンプし木の間を移動することもできる器用な動物です。朝になると群れの全員で大きな声で鳴いている姿が目撃されています。鳴き声は2-3m先まで届くくらいの声量です。この行動は縄張りを主張するためとも言われています。彼らは人間と同じように歌を独自で身につけた生物なのです。

ペットも自宅でおうち美容♪5つの美容機能搭載!本格美容器【CHUCCCA dry spa】

生態

インドリは葉っぱや花、果実などを食べますが、土を食べることもあります。繫殖形態は胎生。妊娠期間は4か月程度あり、メスは1回につき1頭産むことができます。出産間隔は2~3年あります。生まれたばかりの子供はしばらく親とともに生活し、1年経つと自立できるようになります。性成熟は7歳から9歳で達します。

絶滅危惧種

インドリはマダガスカルでしか見ることのできない動物で、絶滅危惧種に指定されています。恐らく現在の個体数は1000-10000程度しかいません。生息数は年々激減を続けており、これからの50年で80%以上が減少すると言われています。これだけ激減していく理由は森林伐採です。人間による生息地の破壊が最大の脅威になっています。それだけでなく昔からマダガスカルでは狩猟が行われており、インドリは食べられています。そのためインドリは1975年のワシントン条約発効時からインドリ科単位でワシントン条約附属書Iに掲載されています。

赤ちゃんやペットに安心の日本製暖房機【ケノンヒーター】

飼育

インドリは絶滅危惧種で国際取引も制限されていることから、一般人が飼育することはできません。動物園で鑑賞するか、マダガスカルまで行ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました