ジャイプルはインド北部にある主要都市の一つです。淡いピンク色で彩られた建物が魅力的なことから、「ピンク・シティ」として知られています。北インド観光の主要3都市の1つであり、首都デリー、世界遺産タージ・マハルのあるアグラと並びます。ジャイプールは、北インド初の計画都市として整備された街で、とても綺麗な街並みになっています。
場所
ジャイプルはインドの北部に位置する都市です。
歴史
ジャイプルは1727年ごろに建設された都市です。この都市の名前は創設者ジャイ・シング2世から名前が付けられました。その後、イギリスの支配を受けた時代ではイギリスに対して一定額の税金を納めるなどしていたことで自治権を保証されていました。1876年イギリスのアルバート王子がこの地を訪れ藩王一家の歓待を受けたときに市街の建物をピンク色に塗ったのをきっかけとしてピンク・シティーと呼ばれました。戦後のインド独立に伴い、この都市もインドの都市になりました。
気候
ジャイプルはステップ気候に属しています。年を通して気温は0℃~40℃を推移します。
言語
インドではヒンディー語が公用語です。また、それ以外にも英語が広く使われます。それ以外でも多数の地方語が使用されています。
治安
ジャイプルはインドの中でも比較的治安が安定しています。しかし観光客が多いことから、スリや置き引きが多いことで知られています。貴重品は手放さないようにしましょう。
産業
ジャイプルは宝石や貴金属を使用したジュエリー産業がとても盛んです。これは州内で鉱石がたくさん算出されることも影響しています。
人種
インドではドラヴィダ人、アーリア人、チベット人なども住んでいます。
宗教
インドでは非常に多くの宗教があります。ほとんどの人はヒンドゥー教徒です。しかしその他にもシク教徒、イスラム教徒、キリスト教徒、仏教徒、ジャイナ教徒などがいます。
通貨
インド・ルピーが使用されています。
観光スポット1 : Hawa Mahal
1799年に、当時姿を見られることが禁じられていた後宮の女性たちのためにつくられた建物です。宮中女性たちが町の様子や祭を見物して楽しむことができる上に、小窓から風が入り涼しくなるように設計されました。
観光スポット2 : City Palace
月の宮殿と呼ばれており、美しい装飾が7階建ての建物に施されています。シティ・パレスは当時のジャイプール王国の宮殿として1726年に造られました。
観光スポット3 : Jantar Mantar
天体観測をしている施設です。2010年には世界遺産に登録され今でも観測に使われてます。野外アートのような建物でとても人気の観光スポットです。
観光スポット4 : Amber Fort
山の上に建つアンベール城はラージプート王族が勢力を誇っていた場所です。鮮やかなジャイプール伝統の化粧をした象に乗れば、王族気分を味わうことができます。
観光スポット5 : Chand Baori
階段井戸でジャイプールの郊外・アブネリ村にあります。深さ30mの井戸の中に3500段の階段がつくられています。王族や市民が涼める場でもありました。
観光スポット6 : Patrika Gate
パステルカラーで彩られた門で、多数の観光客が訪れる観光スポットの一つ。写真を撮る観光客や公園で過ごす人で賑わっています。
観光スポット7 : Albert Hall Museum
ヴィクトリア女王の息子であるアルバート王子がジャイプルを訪れた際に迎賓館として建てられました。展示物が豊富で、陶器や石像、本物のミイラなどが展示されています。
宿泊施設
ジャイプルは宿泊施設が充実しています。最寄りにはジャイプル空港があります。航空券や宿泊施設は下記リンクから予約可能です。他の言語にも対応しています。
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