日本絶滅危惧種動物 : オオサンショウウオ

オオサンショウウオは日本固有種の動物で、本州、四国、九州に生息しています。オオサンショウウオは日本ではとてもよく知られている生物で、世界最大級の両生類です。この動物は魚ではなく、カエルやイモリの仲間です。オオサンショウウオは近年生息数が徐々に減ってきていることがわかっており、京都の一部ではすでに絶滅している可能性があります。オオサンショウウオはワシントン条約にも掲載されており、絶滅危惧種に指定されています。

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生息地

オオサンショウウオは日本に生息しています。

特徴

オオサンショウウオは全長150㎝、体重30kgにもなります。オオサンショウウオは有尾目オオサンショウウオ科オオサンショウウオ属に分類される有尾類でカエルやイモリの仲間です。サンショウウオは水中で生活していますが、大人は肺呼吸と皮膚呼吸をおこないます。皮膚は無数の小さな疣状で覆われ、体側面や四肢の後部では襞状に皮膚が伸長します。背面の色彩は暗褐色。オオサンショウウオは完全水生でる河川の上流域に生息しています。サンショウウオは昼間は水辺に掘った巣穴などで休んでおり、夜行性です。オオサンショウウオはとても攻撃的な動物で、共食いをすることもあり得ます。

生態

オオサンショウウオは魚類やカニ、ヘビなどを食べて生活しています。繁殖形態は卵生。オスは6 – 7月に川辺に横穴を掘り、産卵巣を作ります。メスは1回につき400-500個の卵を産むことができます。卵は約50日で孵化し、子供は生後5年程度で性成熟します。寿命は野生下でも10年以上、飼育下では50年以上生きることができます。

絶滅危惧種

オオサンショウウオは人間によって食用にされることがあり、一時乱獲されていた時期もありました。しかしそれ以上に問題なのは人間による土地開発と水質汚染にあります。日本ではこの動物を天然記念物として指定しており、それ以降は食用の乱獲はほとんどなくなったと言われています。オオサンショウウオは特別天然記念物にも指定されるようになり、捕獲することは禁じられました。またサンショウウオはワシントン条約附属書Iに記載され、絶滅危惧種に指定されています。

飼育

オオサンショウウオは法律の下で厳しく制限されており、一般人が飼育することは不可能です。動物園で鑑賞するか、日本まで行ってみてください。