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日本絶滅種動物 : ニホンアシカ

Animal

ニホンアシカは日本にかつて存在していたアシカです。残念ながら現在は絶滅してしまいました。二ホンアシカはアシカ科アシカ属に分類される鰭脚類の動物です。北はロシアのカムチャッカ半島から、南は九州までかなり広く分布していました。ニホンアシカが絶滅した最大の原因は、乱獲と言われています。1900年代以降はアシカの数が著しく減少してしまい、完全に見ることができなくなってしまったのです。

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生息地

ニホンアシカは日本に生息していた動物です。

特徴

ニホンアシカの体長はオス平均240cm、メス推定180cm。体重オス平均494kg、メス推定120kg。ニホンアシカはかなり巨大な種で、カリフォルニアアシカ・ガラパゴスアシカより大型になります。ニホンアシカは、一生のほとんどを海上で過ごします。泳ぐときは顔を水面に出すことが多く、瞬間最大速度は30kmに達します。生息域は、南は宮崎市、伊豆諸島、北は、サハリンやカムチャツカ半島南端までと、かなり広く分布していました。ニホンアシカは当初カリフォルニアアシカの亜種、つまり同一種と考えられていました。しかし全くの別種と言うことが判明しました。オスの体色は濃い灰褐色です。それに反しメスは明るい茶色。ニホンアシカは社会性の強い動物で、危機が迫ると、大声で鳴いて仲間に知らせる動物です。天敵はサメやシャチです。

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生態

ニホンアシカは魚類、ホタルイカなどの頭足類を食べていました。婚姻様式は一夫多妻で繁殖時期は5‐6月です。1回につき1頭産むことができます。子育ては夏場の7〜8月まで約2ヶ月間続きます。繁殖活動は繁殖期に限られた繁殖場でのみ行う動物です。

絶滅種

ニホンアシカは江戸時代末期には、3~5万頭が、日本近海に広く生息していました。しかし19世紀末から20世紀初頭にかけて、乱獲のため激減。この乱獲が絶滅の最大の原因と言われています。1930年頃には、ニホンアシカの猟の目的は、サーカスや動物園へ売ることになっていました。1958年には竹島の周辺でニホンアシカの目撃が報告されていましたが、その後は確実な記録もなく、絶滅したと考えられています。日本の高度経済成長のため、近海は海洋汚染にさらされ、ニホンアシカの生息環境は厳しいものになってしまいました。

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絶滅してしまったニホンアシカですが、何度かニホンアシカと思われる動物が目撃されています。1981年と1985年には岡山県玉野市宇野で見つかったという例があります。さらに2003年7月に鳥取県岩美町の海岸で目撃例があります。さらに2016年には鹿児島県薩摩川内市沖で目撃例がありました。もしかしたら、生き延びているのでしょうか?

飼育

ニホンアシカは絶滅種とされています。そのことから、飼育することはできません。

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