パンガン島はパーティーで有名になった島です。タイのタイランド湾に浮かんでいるパンガン島は、紀元前100年ごろに栄えたドンソン文化が残っています。中世にこの島は仏教が伝来し、寺院などが建てられました。島内には入り組んだビーチが数多く存在することから、ビーチリゾートとして多くの観光客が訪れます。
場所
パンガン島はタイの南部に位置している島です。
歴史
この島は紀元前500年頃からドンソン文化が浸透しておりすでに人が住んでいた形跡があります。アユタヤ王朝時代にシュリーヴィジャヤ様式の寺院が多数建てられ、仏教が伝播しました。18世紀頃海南地方からの中国人が住み着き漁業や錫の発掘を行っていましたが、近年衰退しました。1980年代ごろから、観光業が盛んになり、東南アジアの観光名所になっています。
気候
パンガン島は熱帯気候に属しています。1年中気温が高く湿度が高いです。気温は20℃~30℃あたりを推移します。5月から10月が雨季に当たりますが、雨量が少なく旅行には適しています。
言語
タイではタイ語、北タイ語、南タイ語、クメール語、ジャウィ語などが使用されています。
治安
パンガン島ではビーチやバー、ディスコなどが栄えていることから、マリファナ、コカインなどの覚醒剤を売りに来ることがあります。断るようにしましょう。
産業
この島は観光産業や、農業、漁業が盛んです。観光業は1900年代後半になってから、注目されるようになり、パーティーがとても有名です。2000年代に入ると、リゾート開発されるようになり、レストランやホテルが増えています。
人種
タイではタイ族が75%を占めています。その他ではマレー系、インド系なども住んでいます。
宗教
タイでは仏教徒が圧倒的に多く95%を占めています。その他出たキリスト教徒とイスラム教徒がいます。
通貨
タイではバーツが使用されています。
観光スポット1 : Full MoonParty
毎月満月の夜に開催されるビーチパーティー。会場となるのは島内一賑わうハードリン・ビーチで、ビーチ沿いに並ぶ10軒のホテルがそれぞれにDJブースを出して盛り上がります。
観光スポット2 : Thong Nai Pan Noi
タイのパンガン島の有名なビーチの一つ。ビーチは岩場を挟んで北のトンナイパンヤイ・ビーチと南のトンナイパンノイ・ビーチとに分かれており、リゾート開発されています。
観光スポット3 : Bottle beach
島の北部に位置するビーチです。人がそれほど多くない場所なので、日常を忘れてのんびりしたい人が多いです。このビーチはとても静かで、付近には安めのホテルがあります。
観光スポット4 : Salad beach
島の北西部にある、白い砂浜と海の透明度の高さが特徴のビーチ。外国人が多数訪れる場所で、夕暮れ時に美しい夕日が見られるスポットとして知られています。
観光スポット5 : Haad Rin Beach
若者が集まり賑やかな雰囲気のビーチです。とても有名なのが毎月満月の夜に行われるフルムーンパーティーがここで行われることから、とても賑やかな雰囲気です。
観光スポット6 : Pantip Night Market
夜になるとたくさんのタイ料理をはじめとしたグルメの屋台が出店しています。土曜になるとナイトマーケットの歩行者天国になります。地元住民や観光客が集まる場所です。
宿泊施設
パンガン島は宿泊施設が充実しています。最寄りには空港がないため、バンコクから移動する人が多いです。バンコクのスワンナプーム空港からサムイ島まで約1時間、それからフェリーで移動することが多いです。航空券や宿泊施設は下記リンクから予約可能です。他の言語にも対応しています。
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