リヴィウはウクライナ西部の主要都市です。リヴィウの歴史地区は世界遺産に登録されており、珍しい教会もいくつか存在します。リヴィウは西部に位置していることから、ポーランドやルーマニアなどから旅行客が訪れる場所として知られています。意外と旅行客が少ない街でもあり、人混みで疲れることもないので、のんびり旅行ができるのがポイントです。
場所
リヴィウはウクライナの西部に位置している都市です。
歴史
リヴィウは5世紀頃には人が住み着き始めました。この都市は13世紀に建築され、ハールィチ・ヴォルィーニ大公国の都になりました。近代はオーストリアやオスマン帝国の攻撃を受けて荒廃しましたが、最終的にはオーストリア帝国の領土になります。世界大戦後はソ連の領土になりましたが、ソ連の崩壊によりウクライナ領土になります。2022年にロシアによるウクライナ侵攻が始まりましたが、この都市は比較的被害が少ない状況にあります。
気候
リヴィウは大陸性気候に属しており夏はとても快適に過ごせますが、冬も比較的極端な寒さにはなりません。年を通して、気温は -7°C~30°Cを推移します。
言語
ウクライナではウクライナ語を母国語としていますが、ロシア語を話す人も多数います。
治安
2022年にロシアによるウクライナ侵攻を受けておりますが、リヴィウは西部に位置していることからそこまで危険な状況ではありません。リヴィウは普段であれば、非常に治安のよい都市でした。
産業
リヴィウはウクライナの文化における中心地と呼ばれており、一年を通して多くのイベントが開催されます。さらに世界遺産もあることから、観光業がとても盛んです。
人種
ウクライナは多民族国家で、主要民族はウクライナ人です。その他はロシア人、タタール人、ブルガリア人、ユダヤ人、ルーマニア人もいます。
宗教
ウクライナではキリスト教徒が多いですが、多くの国民は無宗教です。
通貨
ウクライナではフリヴニャが使用されています。
観光スポット1 : Armenian Cathedral of Lviv
リヴィウにある教会のひとつがアルメニア教会。アルメニアはトルコから迫害されていた時代がありアルメニアの人はリヴィウまで逃げてきて、ここに教会を作ったのです。
観光スポット2 : Virmens’ka St
アルメニア通りは、リヴィウ旧市街でもとくに雰囲気の良いところとして知られています。カフェやお土産屋が多数立ち並んでいる観光スポットです。
観光スポット3 : Virmens’ka St
薬局博物館はリヴィウのマーケット広場の角にある観光スポットです。館内には、薬の調剤に使った古い器具や薬品、料理や薬関係の書籍や処方箋があります。
観光スポット4 : Lychakiv Cemetery
チャキフ墓地は、とても広く美しい霊園ともいわれています。繊細な彫刻が施されているお墓が点在していてまるで美術館のようだと評する人もいます。
観光スポット5 : Rynok Square
リヴィウ旧市街の中心部リノック広場は、リヴィウ観光の目玉です。フリーマーケットが開かれていたり、大道芸人がパフォーマンスをしていたりするためとても賑わっています。
観光スポット6 : Church of Transfiguration
リヴィウはウクライナ・カトリックの中心地でも知られています。リヴィウ歴史地区にあるウクライナ・カトリックを象徴する教会です。
宿泊施設
リヴィウは観光都市でもあるため宿泊施設が充実しています。リヴィウ国際空港が最寄にあります。航空券や宿泊施設は下記リンクから予約可能です。他の言語にも対応しています。
コメント