スポンサーリンク

アジア絶滅危惧種動物 : ハクビシンについて アライグマとの違い

Animal

ハクビシンは日本、中国、東南アジアに生息するジャコウネコ科ハクビシン属の動物です。額から鼻にかけて白い線があることが最大の特徴です。この動物は東アジアを筆頭に広く分布しており、よく知られている動物です。いまのところ全体的に見れば絶滅の可能性は薄い動物ですが、一部地域では絶滅危惧種に指定されており、危機的な状況にあります。そのため国によっては保護の対象にもなっている動物です。

スポンサーリンク

生息地

野生動物のハクビシン(英名:Masked palm civet、学名:Paguma larvata)は日本、中国、東南アジアなどに生息している動物です。ネコ目ジャコウネコ科ハクビシン属に分類される食肉類。ただし日本では野生のタヌキと間違えるケースも多く、小動物でありながらも庭木、農作物の被害や屋根裏の大きな被害が相次いでおり相談する事例が増えており、対策を練る必要性が出てきました。そのためアライグマのように捕獲されるケースが増えています。

特徴

ハクビシンは体長50-80cm、体重3-6kg。尾長は40㎝でネコのような体をしています。オスとメスで体長の差はほとんどなく、体つきは胴が長くて四肢が短いです。毛はやわらかくて長く、毛色は灰褐色や褐色、黒褐色です。背中の中央は濃く、腹部は淡い。鼻筋には白線があり、目の下にも白斑があります。ハクビシンは落葉樹林や常緑樹林、熱帯雨林に生息しており、樹上生活をしています。餌を取りに行くときは地上に降りてきます。単独行動が好きな動物であまり群れを形成することがありません。夜行性で、昼間は巣穴などで休んでいる動物です。樹洞などに住んでいることが多いですが、民家の屋根裏などに住み着くこともあります。

生態

ハクビシンはイチジクやマンゴー、バナナやミカン、カキなどの果実類を食べて生活しています。しかし鳥や鳥の卵、カエルや昆虫などを食べることもあり、雑食です。繁殖期は春から秋ごろにかけて行われ、妊娠期間は2ヵ月。1回につき1-2頭産むことができます。生まれたばかりの子供は3か月経つと親と同じくらいの体格になります。子供は生後10~12ヶ月程で性成熟します。寿命は10年程度と言われています。飼育下では25年程度生きたことがあります。

ハクビシンとアライグマの違い

ハクビシンとアライグマには違いがあります。まずはハクビシンの姿は以下のようになります。よく覚えておきましょう。

アライグマの姿は以下のようになります。これを見るだけでも違いがあることが良くわかるでしょう。其れでは具体的な違いを説明します。

顔の見分け方

ハクビシンの顔は頭上から鼻先まで伸びた白い線があります。これに対してアライグマは逆に眉間に黒い線があるのです。

しっぽの見分け方

アライグマの最大の特徴は縞模様のある尻尾です。ハクビシンはその逆の形となり全くその模様がありません。

体形の見分け方

スリムなハクビシンに比べ、アライグマはふっくらした体つきです。毛の色でも違いがあり、アライグマは白色、銀色の毛が目立ちます。

足跡で見分け方

ハクビシンとアライグマはどちらも5本の指がありますがアライグマは人間の手のような跡となり、ハクビシンの場合は猫の引っ搔き傷のようなものになります。

絶滅危惧種

ハクビシンはアジアの東部地域に広く分布しており、現在のところ、絶滅の可能性は低いです。しかし、一部地域では絶滅の可能性があります。近年東アジアは土地開発や森林伐採が進んでおり、ハクビシンの生息可能な地域が減っています。ハクビシンの生息数も減り、生息エリアも減っていることから、人間の住んでいる住宅街へ侵入し、屋根裏などに住み着くようになりました。それを嫌った住民が駆除することも増えています。このような負の連鎖も続いており、将来的には絶滅危惧種に指定される可能性が考えられます。

飼育

国によっては保護されている動物なので、飼育が難しい場合があります。そのため事前に許可をもらってから飼育するようにしましょう。もしくは動物園で鑑賞するか、東アジアへ行ってみて鑑賞しましょう。

被害対策が進む日本

日本ではアライグマ同様、ハクビシン対策が進められています。自然だけでなく住宅地などで電線の場所で噛んで電気が止まってしまったり、天井の隙間から家屋へ侵入と言う事例が増えています。見かけ次第放置をするのではなく報告を求める自治体が増えています。ハクビシンやタヌキ等の外来生物の野生鳥獣は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」で保護されており、許可なく捕獲することはできません。 そのため被害が出ても一般人が駆除できないのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました