【世界の動物：ミニブタ】特徴と生態 愛玩ペット

ミニブタは愛玩動物として品種改良された豚のことです。家畜用のブタとは違い、小型のものをミニブタと呼んでることが多いです。成長した時の体重がおよそ100kg以下のブタの仲間がミニブタと呼ばれています。ミニブタといっても体重はかなりばらつきがあります。

ペット用品なら【アイリスプラザ】

サーチプラスforペット

特徴

ミニブタは規定はなく、家畜用ブタと比較して小型サイズのブタをミニブタと呼んでいます。ちなみにミニブタより更に小型に品種改良されたマイクロブタと言う種類もいます。子供の頃は2kg程度であっても、大きくなっていき、30～50kgほどの体重になります。そしてなかには１００㎏を超えるほどの大きさになるミニブタもいるため、サイズはかなり差異があります。ミニブタには交雑によって作られた種類と家畜として飼われていたブタの小型サイズの２種類がいます。ちなみにミニブタは実験動物としても利用されることがあり、非臨床試験でも使われることがあるのです。ブタのなかまは泥浴びが好きで、泥の中に横たわって転がることがあります。また、ブタは鼻を使って土を掘り起こすのが大好きのようで、飼育するさいは掘り起こされないようにする対策が必要です。なお性格的には、かなりの寂しがり屋。集団生活を好み、飼い主にも懐きますが、いつも従順というわけではないのです。嫌な時は反抗し、飼い主に対して怒ってくることもあります。

生態

ミニブタは品種改良された豚とはいえ、根本的にはブタと同じです。ミニブタの餌はドッグフードのほかに野菜や果物などを適宜与えることが望ましいと言われています。ドッグフードだけでは栄養が足りないと言われています。ミニブタの寿命は15年から18年と言われていますが、中には２０年近くいきるものもいます。

歴史

ミニブタはアメリカを筆頭に愛玩ペットとして飼育されています。アメリカではポットベリード・ピッグと呼ばれており、太鼓腹のブタと言う意味です。このブタたちは1950年頃にフランス人がベトナムからヨーロッパへ持って帰り、動物園で展示されたことでに人気になりました。1985年にはカナダに輸入され、その後アメリカへ渡ったと言われています。

マイクロブタ

ミニブタに対して、さらに小型用として品種改良されたブタがいます。これをマイクロブタといいます。マイクロブタはミニブタを基にして作られた種類です。大きさは中型の犬と同じくらいで、寿命は10～15年ほどです。このブタは元々実験用動物としてしいくされていましたが、イギリスではペットとしての需要もとても高いです。またマイクロブタの場合は知能も高く、トイレもしつけるとしっかり覚えてくれることから、ヨーロッパ人の中でも人気のあるペットになっています。