ミュンスターはドイツにある都市です。観光名所というとベルリンやミュンヘンをイメージする人は多いでしょうが、ミュンスターも見どころが多く、観光客が多いです。ゴシック様式とロマネスク様式で建てられた13世紀の聖パウルス大聖堂が有名で知られています。 この街はドイツで20番目に大きな都市で人口は310000人です。カトリックの司教座都市でもあり、799年にローマ教皇レオ3世がミュンスター司教区を創設しています。またミュンスターには50000人以上の学生がおり、ドイツの10大大学都市の1つに数えられています。1915年から公式に「大都市」に分類されました。
場所
ミュンスターはドイツの北西部に位置しており、南にはデュッセルドルフ、北にはブレーメン、ハンブルクが位置しております。
歴史
6世紀ごろに宣教師が修道院を建設し、それがきっかけでミュンスター司教区を創設することになり、この町の経済発展のきっかけとなったのです。1358-1454年はハンザ同盟に加盟しています。第2次世界大戦で町の大部分が破壊されてしまいました。しかしいまでは再建され美しい街として成り立っています。
気候
雨が多い地域ですが雪は少なめの地域です。年を通して気温は0℃~22℃あたりを推移します。
言語
ドイツではドイツ語を公用語とします。フランクフルト、デュッセルドルフ、ミュンヘン、ベルリンなどの人気の観光都市であれば英語が通じます。
治安
治安はとても良いほうです。ただし、夜に一人で出歩いたりするのはやめましょう。
スモール・ミュンスターレンダー
このミュンスターでは希少種の犬であるスモール・ミュンスターレンダーの原産地でもあります。とても従順で学習能力の高い優秀な犬です。
観光スポット1 : 市庁舎
市庁舎内に入るのは無料です。この市庁舎には中世にウェストファリア条約が締結された場所とされる平和の間があります。肖像画なども飾られています。
観光スポット2 : プリンツィパルマルクト
この地区は第二次世界大戦で9割方が破壊されていましたが建物は破壊される以前の姿にほぼ戻され、破壊される前の雰囲気がそのまま残っているという町です。中世の裕福な商人の邸宅や特徴的なアーケードが見どころ。
観光スポット3 : エアブドロステンホフ
バロック建築家ヨハン・コンラッド・シュラウンが1753年‐1757年にかけて造り上げた代表作の小宮殿です。当時の傑作と呼ばれていた建物で、非常に綺麗な建物です。
観光スポット4 : ヒュルスホフ城
ヒュルスホフ城はドイツの詩人アネッテ・フォン・ドロステ・ヒュルスホフの生まれた場所です。周りは堀に囲まれています。
観光スポット5 : 聖パウルス大聖堂
この町で一番有名な場所で中に入ると広々としています。1540年製の天体時計が目玉です。天体時計は高さ7m、幅4mとかなり大きな時計です。
宿泊施設
ミュンスターは先進都市ということもあり宿泊施設は充実しています。ミュンスター・オスナブリュック国際空港が最寄にあります。航空券やホテルの予約は下記リンクから可能です。他の言語にも対応しているサイトです。
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