ニュージーランド絶滅危惧種 : ニュージーランド・オットセイ

ニュージーランド・オットセイは鼻と長いヒゲ、外部に露出した耳を持っており、とても人気のある動物です。 ニュージーランドではビーチでごろんと寝ており、ニュージーランド市民と同じように生活しています。しかしながら実はこの動物は絶滅危惧種なのです。ニュージーランドのカイコウラなどでたくさん見れるのになぜと思ったでしょう。実はこのオットセイは毛皮が高く売れるため乱獲されてしまったのです。個体数を激減させてしまい絶滅危惧種に指定されています。

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生息地

ニュージーランドに生息します。ニュージーランド固有種です。

特徴

ニュージーランドの海岸地帯に生息しています。ニュージーランドでは南北両島で見られます。体長は40-55cm、体重は3-4kg。ニュージーランドオットセイは、成体ではクリーム色から白色の洞毛で、長さは中等度です。幼獣は暗褐色の体毛で覆われます。メスの成獣は背面が灰褐色、腹面が淡褐色の体毛です。よく昼寝をしていますが、むやみに近づかないようにしましょう。威嚇もしくは襲ってくる可能性もあります。触らない、声をかけない、驚かせないを徹底してください。ほとんどが野生の動物でペットではありません。

生態

繁殖形式は胎生。ニュージーランドオットセイの繁殖は11月～１月。この期間で出産します。1回につき1頭産むことができます。通常は陸で交尾しますが水中で交尾をすることもあります。肉食の動物で魚類、甲殻類、軟体動物などを食べます。潜水能力を持っていて、2－30m程度潜ることができます。潜って捕食をします。夜行性の生き物で夜に狩りをします。昼間は寝ていたり休んでいたりします。

絶滅危惧種

ニュージーランド・オットセイは絶滅の危機にあります。19世紀に毛皮を目的とした乱獲が続いていたため、生息数が激減したのです。 ニュージーランド・オットセイは絶滅危惧種の低懸念に分類されています。ニュージーランドではほかの動物も乱獲により、個体数を減らしてしまっています。法律によって保護されるようになり、ようやく個体数が増えてきています。またニュージーランドでは人間が触れる位置で寝てたりするのでよく触ったり、脅したりすることでオットセイを怒らせる人がいます。ストレスになるのでやめましょう。

飼育

現在個体数が少ないので一般人が飼育するのはかなり難しいです。動物園で鑑賞するか、ニュージーランドへ行ってみましょう。近くで見ることができます。