スポンサーリンク

オーストラリア絶滅危惧種動物 : アカハラワカバインコ

Animal

アカハラワカバインコは、オーストラリア南部に固有の小さなインコです。絶滅危惧種に指定されている動物です。アカハラワカバインコの最大の特徴は、インコでは珍しい「渡りをする」習性です。普段はオーストラリアの南岸地帯に生息していますが、繁殖期になると、約240km離れたタスマニア島に渡ります。

スポンサーリンク

生息地

オーストラリアのタスマニア付近に生息します。

特徴

羽は青く、明るい若葉色の羽が生えています。体長が約20cmです。明るい緑色の頭、首、上部、黄緑色の胸です。渡り鳥の習性をもっていて、オーストラリアの南岸地帯に生息していますが、繁殖期になると、約240km離れたタスマニア島に渡ります。そのタスマニア島にて、繁殖を行います。タスマニアに行く理由は繁殖のためだと言われています。そして繁殖期が終わるとまた、オーストラリアへ戻ってくるのです。

『カナガンキャットフード チキン』『カナガンキャットフード サーモン』

生態

野生では一夫一婦制です。新たに生まれた子は生後1年で繁殖することができます。繁殖はタスマニア南西部だけに限定されているようです。繁殖期は11月から2月。メスは21〜24日間で卵を孵化させます。小さな群れを形成し、餌を探します。

絶滅危惧種

彼らは今絶滅の危機にあります。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種と評価されています。2018年時点で野生の個体は20羽以下まで減少しています。明確な要因がはっきりしていませんが、捕食により、数を減らしたという説もあれば、感染病により数を減らしたという説もあります。ただいずれにせよオーストラリアで最も絶滅が心配される鳥類の一種です。

保全活動

アカハラワカバインコの絶滅を回避するため保護活動に取り組んでいます。そのために、タスマニア島には、アカハラワカバインコが繁殖できるような人工の巣を設置したりしていますがなかなかうまくいかないようで野生個体だけでの回復は厳しく将来、絶滅の道をたどると言われています。

赤ちゃんやペットにも安心。空間除菌なら除菌水ジーア

飼育

現在かなりの希少種となっているため、一般人が飼育することは不可能に近いです。オーストラリアの保護施設まで見に行くしかないようです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました