トッレ・アルジェンティーナ広場はイタリアにある古代ローマの遺跡です。トッレ・アルジェンティーナ広場は共和制ローマ時代の神殿が4つもあったという聖なる場所で、巨大なポンペイウス劇場の一部もこの地にありました。観光客が多数訪れる歴史遺産が見れる街で、猫も多数生息していることから猫スポットしても知られています。ここでは猫シェルターがあり、猫の楽園が広がっています。
場所
トッレ・アルジェンティーナ広場はイタリアのローマにあります。
Address | Largo di Torre Argentina, 00186 Roma RM, Italy |
URL | Home Page |
歴史
トッレ・アルジェンティーナ広場は古代ローマの時代に造られた広場で、4つの神殿があります。この地域は1909年のイタリアでローマの部分的再建が決定され、作業中に石像が発見されました。1927年に大理石像の大きな頭部と腕部が見つかり、考古学的調査により4つの神殿とポンペイウス劇場が発見されたのです。
言語
イタリアの公用語はイタリア語です。
治安
ローマは世界的にも人気のある都市で、観光客が多いことから、観光客を狙ったスリや置き引きが多いです。スリや盗難がとても多いことで有名なのが、テルミニ駅。切符券売機付近には、いつもジプシーがいます。ヴィットーリオ・エマヌエーレ地区やコロッセオ周辺もスリが多いです。
産業
ローマはイタリアの首都であり行政組織が多数あります。またローマ帝国があったことから遺跡が多数あり、観光業もとても多感です。これに付随して小売店などのサービス業も多く展開されています。
宗教
イタリアではカトリック教徒が80%程度を占めています。その他ではプロテスタントもいます。
通貨
イタリアではユーロが使用されています。
空港
ローマ付近ではフィウミチーノ空港があります。
Name | Leonardo da Vinci International Airport |
Address | 00054 Fiumicino, Metropolitan City of Rome, Italy |
URL | Home Page |
アクセス
ローマはとてもアクセスが便利なため複数の移動手段があります。フィウミチーノ空港はローマの中心から約30km南東に位置するため、徒歩はきついです。
タクシー
到着ロビーを出たところに乗り場があります。ローマ市街地までは1時間程度で到着可能。タクシー乗り場から必ず正規のタクシーに乗車しないと、ぼったくりに遭う可能性があります。
バス
空港から市内にシャトル運行しています。チケットは乗車時に運転手から購入可能です。ターミナル3到着ロビーを出て「Bus Station」の表示に従って進んだバスパーキングで乗車できます。
電車
空港内にある「Stazione FS/Railway Station」の表示に従って進むと電車に乗ることができます。チケットは駅の券売機で購入が可能です。
猫シェルター
トッレ・アルジェンティーナ広場は世界的にも人気な歴史スポットですが、ここには猫シェルターというもう一つの見どころがあります。初めて来た人は猫カフェと間違えてしまうことも多いでしょう。地元団体が捨て猫を保護している施設です。この猫シェルターの正式名は「トッレ・アルジェンティーナ・キャット・サンクチュアリー」。スタッフはイタリア語と英語でシェルターについて説明をしてくれます。
Address | scavi archeologici, Largo di Torre Argentina angolo, Largo Arenula, 00186 Roma RM, Italy |
Open Time | 12:00~16:00 |
URL | Home Page |
猫シェルターの歴史
猫シェルターは誰もが訪れることができる野良猫・捨て猫保護センターになっています。トッレ・アルジェンティーナ広場の遺跡調査が始まった1900年代にはすでにこの付近に猫達が住み着いていました。野良猫や捨てられた猫は保護区域に避難。 1929年からは猫達は地元住民によって餌を与えられて生活をしていました。その後猫の数は増えて、この状況を重く見た住民たちによって1993年に、ボランティアで野良猫救済を始めたスタッフ2名により、野良猫・捨て猫センターが開かれました。スタッフは世界各国の有志で構成されており、猫の避妊手術や去勢手術も猫達に施されました。
活動内容
このシェルターの主な活動内容は去勢・避妊手術と健康管理。さらには里親探しです。このコロニーには100匹を超える野良猫たちが保護されており、スタッフが対応しています。このシェルターはローマ市や政府機関からの援助は一切受けておらず、寄付金のみで運営されています。
里親募集
この猫シェルターでは常時里親募集をしています。世界各地から猫を引き取りたいという問い合わせが日々行われており、スタッフが対応しています。里親となる人は自分の氏名、電話、職業や家庭環境など書類の記入が必要です。引き取り希望者はスタッフと面談を行い、猫を飼うために必要な資金があるか、家族全員の了承を得ているのかなどの話し合いを行います。
グッズ販売
このシェルターではネコグッズの販売を行っています。猫のカレンダー、猫のTシャツなどを販売しており、売り上げはすべて猫の飼育費に使われています。
解体の危機
この猫シェルターですが、2012年に遺跡の不法占拠だと言う理由で存続の危機にさらされました。このシェルター自体が解体の危機にあったのです。何とか存続はできているものの、予断を許さない状況にあります。
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