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東南アジア絶滅危惧種動物 : ブタオザル

Animal

ブタオザルは東南アジアに生息しているサルの仲間。東南アジアに広く分布しており、分布地域はかなり広域です。地域によって体格や毛色などに多少の変化があります。ブタオザルは現在生息数が減ってきており、絶滅の可能性があります。最大の脅威は人間です。森林の伐採や開発、農地への転用などによって生息地が減少しており、生息数が減ってしまっています。今すぐにでも保護活動が必要な状況です。

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生息地

ブタオザルは東南アジアに生息しています。

特徴

ブタオザルは体長40-60cm、体重5-15kg。メスよりもオスのほうが体格は大きいです。ブタオザルは東南アジア各地にかなり広く分布しているサルです。四肢は比較的長くて、それぞれに5本の指があり、器用に使いこなします。毛色は褐色や赤褐色などで、腹側は淡い色。尾の形がブタのものに似ていることから、この名がつきました。ブタオザルは森林地帯に生息し、樹上生活と地上生活を半々でしています。ブタオザルは昼間に活動し、10‐20頭前後の群れを形成しています。性格は比較的温順で、怒ることが少ないです。

生態

ブタオザルは雑食性で、果実を中心に木の葉、木の芽、キノコ、穀類などのほか昆虫なども食べます。ブタオザルは一年を通して繁殖し、1月~5月にかけて繁殖が多いです。妊娠期間は半年ほどあり、1回につき1頭産むことができます。生まれたばかりの子どもは1年程は授乳され、1年を過ぎた頃には独立します。性成熟は4年ほど経ってからになります。寿命は飼育下だと35年ほど生きたことがあります。

絶滅危惧種

ブタオザルはトラ、ヒョウなどが外敵にあたります。しかしそれよりも人間が最大の脅威になります。近年は森林の伐採や土地開発により生息地が徐々に減ってきており、生息できる地域が減ってきているのです。ブタオザルはペットにされることもあり、乱獲も問題になっています。さらにこのサルは薬用にもなることから、狩猟も問題になっています。ブタオザルの個体数も減っており、絶滅危惧種に指定されています。

飼育

ブタオザルは現在生息数が減ってきており、絶滅危惧種にも指定されていることから、飼育することはかなり難しいです。東南アジアへ行くか、動物園へ行ってみてください。

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