ポルトノボはベナンの首都です。しかし首都でありながらも実質の経済における最大の都市はコトヌーであり、ポルトノボは形式上の首都です。この地域はもともと、奴隷貿易で栄えたところで、奴隷海岸とも呼ばれていた地域です。その後はフランスの支配下になっていたこともあり、フランスの影響を強く受けている都市でもあります。
場所
ポルトノボはベナンの南部に位置する都市です。
歴史
ポルトノボはポルトガル人によって建設された町です。ポルトガル語で新しい港を意味する場所です。その後、フォン人の興したポルトノボ王国の首都となったことによりこの町は栄えました。この町は奴隷貿易における中心地となったことから、経済的に栄えていました。その後フランスの領土になりますが、戦後の独立しました。
気候
ポルトノボは年を通して気温は20℃~30℃あたりを推移します。
言語
ベナンではフランス語が公用語です。その他にも50以上の民族語が使われており、フォン語、ヨルバ語などがメインです。
治安
ベナンはアフリカの中では比較的治安が安定しています。北部は過激派によるテロが多いですが、ポルトノボ付近は安定しています。
産業
農業、綿花生産がメインです。しかしそれ以上に大きいのは貿易です。ポルトノボは特にナイジェリアとの貿易に依存しています。
人種
ベナンには40以上の民族が住んでいる国です。多いのがフォン人で4割を占めています。その他はヨルバ人も1割を占めています。
宗教
ベナンはキリスト教徒が40%以上います。その他ではイスラム教徒がいます。
通貨
CFAフランが使用されています。
観光スポット1 : da Silva Museum
ポルトノボで最大の美術館です。博物館 2階建てでダシルバ家の写真が展示されており、解放奴隷のことが詳しく説明されています。人種差別や奴隷制度に関する史料が展示されています。
観光スポット2 : Great Mosque of Porto-Novo
ベナンには多数のイスラム教徒がおり、その中でも有名なモスクがあります。ポルトノボにある大きなモスクは、アフリカのなかでもユニークな形状になっています。
観光スポット3 : Cathédrale Notre Dame de l’Immaculée Conception
この大聖堂はカトリック教会になっており、教会は歌と踊りがいつもあります。この大聖堂はベナンのポルトノボで最も古く、最も人気があります。
観光スポット4 : Jardin Place Jean Bayol
最大の庭園で最大の公共広場であるバイヨール広場は市民の憩いの場です。ポルトノボの歴史にさかのぼるモニュメントもあります。
観光スポット5 : Jardin des Plantes et de la Nature
ポルトノボにある植物園です。緑がたくさんあり、自然にあふれている公園です。公園の片側には、レストラン、遊び場、ステージがあります。
宿泊施設
ポルトノボは宿泊施設が充実しています。最寄りにはカジェフォウン空港があります。航空券や宿泊施設は下記リンクから予約可能です。他の言語にも対応しています。
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