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チリ絶滅危惧種動物 : プーズー

Animal

プーズーはチリ固有種のシカです。シカ科中最小の種で長さ5cm以下の短い角を持っています。チリの一部の地域にしか生息しないことからとても珍しいシカとして認知されています。プーズーはマプチェ族の言葉で小さいシカという意味になります。プーズーは近年生息数が減ってきており、絶滅の可能性が高まってきています。生息地の破壊、乱獲、家畜との競合などで最大の脅威は人間です。

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生息地

プーズーはチリやアルゼンチンに生息しています。

特徴

プーズーは体長70‐80㎝、体重7-14kg。シカの中では最小の種類です。プーズーは、成人でも体長80cmほどなので、中型犬くらいの大きさです。マメジカ類よりもわずかに大きい程度です。体重が軽いことが特徴で、身軽に軽快に動きます。全身は硬い体毛で覆われています。四肢は太いうえに短く蹄は短い。プーズーは小さな家族群で住んでおり、単独では生活しません。夏毛は赤褐色で、冬毛は灰褐色。角は約8cmなので、耳と同じくらいの長さしかありません。プーズーは主に森林や草原地帯を好んで生活しています。

生態

プーズーは木の枝、樹皮、芽、花、果実などを食べて生活しています。繫殖形態は胎生。妊娠期間は207-223日あり、4月から7月にかけて繁殖を行います。メスは1回につき1頭産むことができます。子供は生後半年から1年あたりで性成熟をします。

絶滅危惧種

プーズーはとても体の小さいシカであることから、外敵もいます。ピューマやダーウィンギツネが天敵にあたり、捕食されてしまいます。しかしこれ以上に脅威になっているのは人間です。近年になり、土地開発や森林伐採が問題になっており、プーズーは生息地を失っています。またプーズーは食用にされることもあり、乱獲が問題になっております。そして、家畜との競合により餌の確保も難しくなってきています。2017年時点、野生のプーズーの生息数は推定1万頭です。生息数が減ったことからワシントン条約附属書Iにも掲載されています。さらにプーズーは準絶滅危惧種にも指定されました。現在プーズーはチリのチロエ島でのみ生息が確認されています。

飼育

プーズーはワシントン条約にも掲載されており取引が制限されています。一般人が飼育することはかなり難しいです。動物園で鑑賞するか、チリまで行ってみてください。

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