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日本絶滅危惧種動物 : アカアシカツオドリ

Animal

アカアシカツオドリは大西洋、インド洋、太平洋の温帯から熱帯地域にすんでいる鳥です。赤い足が特徴で白い羽と褐色の羽のアカアシカツオドリがいます。アカアシカツオドリは生息地域がとても広いことから絶滅の心配がないと言われていました。しかし日本では絶滅の危機にあるのです。この鳥は日本では生息数が減ってきており、保護活動が必要な状況にあります。

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生息地

アカアシカツオドリは世界各地の熱帯から亜熱帯気候地域に住んでいます。

特徴

アカアシカツオドリはカツオドリ目カツオドリ科に属する野鳥です。全長約75cmでオスとメス共に同じ体色をしています。赤い足が特徴で白い羽と褐色の羽のアカアシカツオドリがいます。顔には羽毛がなく赤い皮膚があり、眼の周囲の皮膚は青みがかった灰色をしています。嘴の色彩は淡青色や青紫色。アカアシカツオドリは世界各地の温帯、または熱帯地域の海洋に住んでおり、沿岸の低木などの上に枝などで作った皿型の巣を作ります。アカアシカツオドリは亜種が3つあります。

生態

アカアシカツオドリは動物食で、魚や軟体動物を食べて生活しています。この鳥は獲物を発見すると急降下して潜水し捕らえることができます。繁殖形態は卵生です。繁殖時期は特定の時期があるわけではなく、1年中繁殖することが可能です。コロニーを形成し、メスは1回につき1-3個の卵を産むことができます。抱卵期間は1か月半ほどあり、オスとメスが交代しながら温めます。雛は孵化してから3か月ほどで巣立ちをします。寿命は20年程度です。

絶滅危惧種

アカアシカツオドリは太平洋、大西洋、インド洋とかなり広い地域に分布していますが、日本では絶滅の危機にあります。この鳥の卵は食用になると言われており、乱獲されてしまいます。さらにアカアシカツオドリも人間によって食べられてしまいます。アカアシカツオドリは環境省の絶滅危惧種1B類に指定されています。この事態を重く見た日本政府は繁殖地となっている南硫黄島を自然環境保全地域に指定しました。そして全域が立入制限地区になっています。

飼育

アカアシカツオドリは絶滅危惧種に指定されており、飼育が難しいです。世界各地の沿岸部へ行ってみるか、動物園で鑑賞してみてください。

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