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【猫飼育 : 悩みと解決策】猫砂をまき散らす猫

Pet

猫はとても気まぐれな動物であるがゆえに、飼い主をしばしば悩ませる行動を起こすことがあります。外出先から帰ってきたら、猫砂があちこちに散らばっているということはよくあることでしょう。どうして猫砂がトイレの外に飛び散ってしまうのでしょうか?そしてどのような対応策が必要なのでしょうか。

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砂かける理由

そもそも、猫はなぜ自分の排泄物に砂をかけるのでしょうか。これには明確な答えがありません。諸説がありますが、どれもこれも実証できていないため仮説です。

  • 自分よりも強い動物から、自分の存在を隠そうとするため
  • 狩りの際に、獲物に自分の存在を気付かれないようにするため
  • 排泄物には、ウイルスなどの病原菌がたくさんあり、それを広げないため
  • おしゃれな生き物だから

というものがあります。ネコ科の動物で共通で見られる現象であり、本能レベルでこの行為は猫に浸透しています。そのため、やめさせることはできません。

排泄物に砂をかけない猫

実はこの一方で、自分の排泄物に砂をかけない猫もいます。猫は自分自身の存在を積極的にアピールしようとしているタイミングでは、排泄したものを埋めたり隠したりなどはせず、目立つ場所にそのまま残したりもします。これはたとえば、発情期のときにメスを引き寄せたいときや、ライバルとの縄張り争いをしている時がそれにあたります。猫の世界も複雑なのです。

猫砂を撒き散らす原因

それではどうして猫は砂をまき散らすのでしょうか。

砂をかける勢いが強い

猫がトイレをした後に砂を勢いよくかけてしまい、砂が散らかります。猫がトイレをしているときは見つめるのではなく、そっとしておいてあげましょう。

トイレをした後は慌てて砂をかける

猫はトイレの際に「無防備」になるので天敵から狙われる可能性もあります。ですのでトイレの後には本能で「早く走って逃げたい」という気持ちになります。猫がトイレをしているときは見つめるのではなく、そっとしておいてあげましょう。

トイレから出てくる時に猫砂が肉球に挟まっている

猫砂自体が細かくて小さいときはこの現象が良く起こります。猫砂を大きくするなどの工夫が必要でしょう。

トイレのサイズが小さい

トイレのサイズがその猫に合っていないと、猫砂が飛び散る可能性が高まります。サイズの大きなトイレにしましょう。

解決策

足で排せつ物をかきだす行為は猫の本能であり、やめさせることは100%不可能です。猫砂の飛び散り防止対策が必要です。

ドーム型の猫トイレ

飛び散る猫砂はドーム型の猫トイレを利用するだけでもかなり軽減されます。ドーム型のトイレには、縦長型や横長型、コーナー型など様々な種類があります。自分の猫が好みそうなデザインを選んであげましょう。また、従来の猫トイレとは違い、入口が上についているトイレもあります。

Toilet

トイレに囲いを作る

トイレ自体を囲う事で猫砂の飛び散り防止になります。囲いの中だけだったら掃除も楽になりますし、掃除するエリアも限定されます。猫トイレ専用の囲いの中には、家具調のものや木製のものもあります。

Enclosure

トイレの大きさを変える

トイレの大きさを変えるのも解決策です。そもそも今使っているトイレのサイズが小さすぎる可能性があります。小さいがゆえに砂が飛び散っている可能性があるのです。

Toilet

猫砂を大きくする

猫砂が猫の肉球に挟まることで、猫砂が散乱する可能性もあります。その場合は、猫砂のサイズを変えてみましょう。もしくは猫砂の素材を変えてみるということもお勧めします。

Litter

猫用トイレマット

肉球の間に猫砂が挟まっている場合、マットなどで肉球に挟まっている猫砂を取りやすくしてあげるとよいです。突起のあるマイクロファイバーのマットを使用すると、肉球に挟まった砂がよくとれます。

Mat

トイレの置き場所を変える

トイレの置き場所を変えてみましょう。それで解決できる可能性があります。

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