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東南アジア絶滅危惧種動物 : フクロテナガザル

Animal

フクロテナガザルは東南アジアのマレーシアやインドネシアに生息するテナガザルのなかま。テナガザルの中では最大で片腕を伸ばしただけ150cmもあります。フクロテナガザルは黒い体毛を持ち、マレー半島南部とインドネシアのスマトラ島にのみ生息してます。マレーシア・スマトラ島双方で生息地がなくなってしまっており、このサルは絶滅の危機にあります。現在このサルは絶滅危惧種に指定されています。

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生息地

フクロテナガザルはマレーシアとインドネシアにのみ生息しています。

特徴

フクロテナガザルは体長75-90cm、体重8-13kg。テナガザルの中では最大のサルで、哺乳綱霊長目テナガザル科に分類されています。前足は後ろ足よりも極端に長く、手は片腕を伸ばしただけ150cmほどもあります。鼻と口のまわり以外は全身黒色で、喉には大きな声嚢があります。大きな声嚢は共鳴箱のような役割を果たしていて、その声は3~4km先までも響き渡ります。フクロテナガザルは昼間に活動しますが、場合によっては夕方も活動しています。森林地帯を好んで生息しており、テナガザルと同じように樹上生活をしています。地上に降りてくる場合は餌を探している時です。普段は少数の群れで生活し、長い腕を使って枝から枝へと腕渡りをします。

生態

フクロテナガザルはイチジクなどの果実や木の実、木の葉や花などを食べて生活しています。繁殖形態は胎生。妊娠期間は230~235日あり1回につき1頭産むことができます。生まれたばかりの子供は親とともに生活をしていて、3~4ヶ月は母親の腹にしがみついています。授乳期間は1年です。飼育下では30~40年生きることができます。

絶滅危惧種

フクロテナガザルはマレー半島南部とインドネシアのスマトラ島にのみ生息していることから、それほど生息数が多くはありません。最大の脅威は人間です。人間による森林伐採はサルにとって致命的な打撃になっています。テナガザルの重要な森林地帯がなくなることで、彼らの生息できる地域がなくなってしまっています。東南アジアは近年世界で最も経済成長が著しいことから、環境破壊が進んでおり、彼らの生息地は徐々に減ってきています。フクロテナガザルは絶滅危惧種に指定されています。フクロテナガザルは現在保護区でのみ生息しており、厳重な管理のもとで生活しています。

飼育

フクロテナガザルはマレーシアとインドネシアの保護区でしか見ることができません。そのため飼育はかなり困難です。動物園で鑑賞するか、東南アジアまで行ってみてください。

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