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チリ絶滅危惧種動物 : ゲマルジカ

Animal

ゲマルジカはアルゼンチンやチリ付近に住んでいる南米のシカです。ゲマルジカは、ずんぐりした体格と短い足で、傾斜のある地形に適応しています。とても可愛いシカで地元の人たちに愛されています。このシカは別名チリゲマルジカとも呼ばれており、チリを代表するシカとして認識されています。ゲマルジカは近年生息数が徐々に減ってきています。分布範囲が50%以上減少したと推定されていて絶滅危惧種に指定されています。

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生息地

ゲマルジカはチリやアルゼンチンに生息しているシカです。

特徴

ゲマルジカは体長115~160cm,尾長10~15cm、体重70〜80kgです。ゲマルジカはずんぐりした体格と短い足を持っており、オスはY字形に二つの枝に分かれた角をもち、メスは角がありません。上あごに大きく鋭い犬歯をもつのが特徴のシカです。ゲマルジカは別名チリゲマルジカとも呼ばれており標高3300~5000mの高地や草原に生息しています。夏場は草原や高地にいますが、冬になると、森林地帯で生活をします。

生態

ゲマルジカは主に草などを食べて生活しています。ゲマルジカの生態に関しては詳細があまりわかっていません。

絶滅危惧種

ゲマルジカは以前は南米の南西部で多く生息していましたが、徐々に減少してきています。その理由の一つは捕食者のクーガーにより狙われてしまいます。アルゼンチンのゲマルジカの死因はクーガーによるものです。そして理由の2つ目は人間によるものです。生息地の破壊により生息地が縮小、分断してます。以前よりも生息可能地域は50%減少したと言われています。さらに生存数も大幅に減っており、現在絶滅危惧種に指定されています。フエムルの保護に関する覚書(MoU)がアルゼンチンとチリの間で締結され、2010年12月4日に発効しました。 MoUは、種がこれらの国の国境地域を越えて 移動するため、2つの範囲の州間の緊密な協力によって種の保全状況を改善することを目的としています。

飼育

ゲマルジカは絶滅危惧種であり、生息数も少ないことから、一般人が飼育することはかなり難しいです。そのため、動物園で鑑賞するか、南米まで行ってみてください。

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