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南米絶滅危惧種動物 : オオハシ

Animal

オオハシは南米大陸に生息しているとてもユニークな鳥です。この鳥はとても嘴が大きく、カラフルで、非常に印象の残る鳥と言われています。多くの種類は樹の上での生活をしており、地上に降りてきません。このオオハシはとても生息地域が広かったのですが、生息数がどんどん減ってきてしまっています。これは人間による森林伐採が原因となっており、生息できるエリアがなくなってきてしまっているからです。

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生息地

オオハシは南米大陸に生息している鳥です。

特徴

オオハシは全長30–60cmで、大きなものになると70cm近くまでになります。くちばしが最大の特徴で、色々な色があり、とても巨大です。薄い角質で覆われ、中が中空で多数の骨質の支えがあります。くちばしが大型化した理由は不明ですが、細い枝の先にある果実をとりやすくするため等との説があります。大きなくちばしには「ラジエーター」としての役割もあり、くちばし内の微細な血管を通して、体内の熱を逃がしています。ほとんどの種類が熱帯雨林に生息していて、木の上で生活をします。オオハシは警戒心が強く、臆病な面があるため、なかなか人間に懐かないかもしれません。

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生態

オオハシは主に植物を食べておりますが、食べるものがないときは爬虫類、昆虫などを食べて生活しています。繁殖時期になると、樹の洞などに巣を作り、卵を産みます。抱卵期間になると、オスとメスが交代しながら卵を温めます。ヒナの世話もオスとメスが交代しながらします。オオハシは野性化では長命な鳥類で、大型のものは約50年近く生きる個体も存在します。

絶滅危惧種

オオハシは南米大陸に広く生息している鳥ではあるものの、生息エリアが減ってきてしまっています。オオハシは熱帯雨林が生息地域ですが、人間によって伐採されているのです。土地開発、農地開発など、自然の生息地の破壊はオオハシにとって大きな打撃になっています。オオハシに限らず、森林地帯に生息している動物たちは行き場を失い、外敵に襲われたり、人間に駆除されるようになってしまっています。オオハシはペットとしても人気があることから乱獲も問題になっています。

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飼育

オオハシはペットとして飼うことは可能ですが、高価です。またオオハシは活動スペースが大変広く、広大な場所が必要な鳥類です。さらに鳴き声も大きいため、集合住宅での飼育には適していません。そのため、一般人が飼育することはあまり現実的ではないでしょう。オオハシを見る場合は動物園で鑑賞するか、南米まで行ってみてください。

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