チュニスはチュニジアの最大の都市であり、首都でもあります。アフリカ有数の世界都市でもあり、国際色が豊かな都市です。チュニスは世界遺産に登録されているアラビアな雰囲気満点のメディナと呼ばれる旧市街と、ヨーロッパの雰囲気が漂うチュニス湾沿いのリゾート地区を含む新市街があり、多数の旅行客が訪れています。モスク、博物館、遺跡など歴史的な観光スポットが多くあり、人気の場所です。
場所
チュニスはチュニジアの北部に位置している都市です。
歴史
チュニスはフェニキア人によって古代に建設された都市です。古代ローマによってこの都市は破壊され、ローマの支配下に置かれましたが、その後はイスラム王朝に支配されています。近代になるとフランスの保護領となり、ヨーロッパ文化が浸透しました。20世紀にチュニジアは独立しましたが、チュニスは首都になりました。
気候
チュニスは夏はとても暑く、多湿です。冬は比較的涼しいです。年を通して気温は4℃~39℃を推移します。
言語
チュニジアの公用語はアラビア語です。またフランス語を話す人も多数います。
治安
チュニスは治安部隊とデモ隊の衝突がしばしばおこるため警戒が必要です。強盗事件やひったくり事件なども発生するため気を付けてください。
人種
チュニジアはアラブ人が98%を占めています。その他は黒人やヨーロッパ系移民です。
産業
チュニスは世界遺産があることから、観光業がとても強いです。多数の博物館や遺跡があるため、観光客が良く訪れる場所です。
宗教
チュニジアではイスラム教が国教になっています。ほとんどがスンナ派です。その他はキリスト教徒がいます。
通貨
チュニジア・ディナールが使用されています。
観光スポット1 : Medina
1979年にユネスコの世界遺産に登録されたチュニスのメディナ。アラブ文化が浸透しており、建築物に魅了されます。観光客向けのお店が多数あり、革製品、布製品、スパイス、香水などが売られています。
観光スポット2 : Bab El Bhar
チュニスの旧市街と新市街の間に立つ門。付近にはお店が多数あり、観光客が良く通っています。さらにヨーロッパのような建物が並んでいます。
観光スポット3 : The National Bardo Museum
バルド国立博物館は、古代ローマやギリシャ、イスラムなどチュニジアの歴史にかかわる多くの遺物を所有しています。博物館の建物自体もとても豪華な造りになっています。
観光スポット4 : Zaytuna Mosque
ジトゥナ・モスクは、チュニス市民の信仰の場所であると同時に、大勢の観光客が訪れるチュニスでも有数の観光スポットとなっています。
観光スポット5 : Place de la Kasbah
カスバ広場は中世から政治の中心だった場所です。今でもチュニス市庁舎やモスク、経済省、大統領府などが広場の周りを取り囲み、その役割を担い続けています。
観光スポット6 : Cathedral of St Vincent de Paul
1893年から1897年に建築されたこの大聖堂は、1997年にファサードを含めた大改修が行われ、翌年にはローマ法王が訪れたという歴史があります。
観光スポット7 : Sidi Bou Saïd
海に突き出た丘の上にある街です。アラブ建築とアンダルシア建築の青い扉と白い壁が特徴の、美しい住宅が曲がりくねった小道に続きます。ホテルやお土産屋、カフェ、レストランが多数あります。
観光スポット8 : The Amphitheatre of El Jem
収容人数は35000に及ぶ大型の闘技場で、1979年に世界遺産に登録されています。ローマ帝国の時代に権力を誇示するために造られました。
観光スポット9 : Carthaginian ruins
カルタゴ遺跡はチュニス湖の東岸にあります。カルタゴは地中海交易を独占、その権益を巡りローマとの3度のポエニ戦争が勃発、ハンニバル将軍の活躍もありましたが最終的に敗退、破壊されました。
観光スポット10 : Djerba
ジェルバ島は北アフリカ最大の島で、ビーチリゾートとして人気。100件以上ものホテルが建ち並び、バカンスシーズンにはヨーロッパから多くの観光客が訪れます。
宿泊施設
チュニスは宿泊施設が充実しています。チュニス・カルタゴ国際空港が最寄にあります。航空券や宿泊施設は下記リンクから予約可能です。他の言語にも対応しています。
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