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【イギリス : 働く猫】首相官邸に勤務する猫 : Larry

Pet

Larryという猫を知っている人はいますか?彼はイギリスの首相官邸で働いている猫です。英首相官邸の「ネズミ捕獲長」として知られるトラ猫で非公式ツイッターのフォロワーは50万人もいるという人気の猫でもあります。彼は2022年で就任11年目を迎えており、名前も広く知られている有名な猫となっています。Larryはどのような業務を行っているのでしょうか?それを明かしていきます。

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Larry

Larryはイギリス首相官邸で勤務する猫です。彼は元々野生の猫でした。彼は首相官邸ネズミ捕獲長という肩書でイギリス政府に雇用されています。Larryは茶色と白の猫で、12代目のChief Mouser to the Cabinet Officeです。2011年にこの職務に就いています。

NameLarry
Birthday01/2007
Age15 years( As of 2022)
GenderMale

Larryの生い立ち

Larryは元々野良猫で、生活に苦しんでいたと思われます。その後彼はロンドン市内の動物愛護施設に保護されました。その後、Chief Mouser to the Cabinet Officeの任務に就くことになったのです。しかしLarryはネズミ捕りがあまり得意ではないようで、一度解雇されかかったという過去があります。住まいこそ追い出されなかったけれど、別の猫が捕獲長として雇われた時期がありました。しかし、その猫が交通事故で怪我をしたことを受けて、Larryは復職したという経緯があります。

性格

Larryはとても気まぐれな性格をしていて、本来の任務であるネズミ捕獲をさぼり、寝てばかりいます。現在の日課はほとんど寝ているか写真のモデルになっているかとのこと。ネズミを探すよりも多くの時間を睡眠に費やしたり、雌猫のメイジーと一緒に過ごしたことが明らかになったことから一時は批判もされました。

歴代首相3人に仕える

Larryはキャメロン、メイ、ジョンソンの3代首相に仕えてきました。

Chief Mouser to the Cabinet Office

イギリス官邸周辺のダウニング街では昔からネズミが多く住み着いていました。これに対して政府はその対策として猫をネズミ捕り兼ペットとして「雇う」という習慣が1500年代あたりから起こり始めました。そして1900年代になるとChief Mouser to the Cabinet Officeという職務が用意され、猫を正式に雇用するようになりました。この役職の身分としては公務員とみなされます。

仕事内容

主要な業務としてはネズミの捕獲です。それ以外にはメディアへの出演、外国からの要人との挨拶、首相官邸の警備です。勤務地は当然首相官邸になります。さらにはメディアへの出演も業務に含まれています。

給料

猫の給料は年100ポンドです。さらに猫には別途無料でおやつが支給されるため、かなりの好待遇と言えるでしょう。

任期

任期に規定は一切ありません。猫が死ぬか、本人が嫌がるまでこの仕事を続けることが可能です。

任命権

Chief Mouser to the Cabinet Officeの役職を任命できるのはイギリス首相本人のみです。

福利厚生

Chief Mouser to the Cabinet Officeの役職に就いていると、無料で定期的な健康診断を受診できます。

Larryと会える場所

Larryに会うためにはイギリス首相官邸まで行かなければなりません。首相官邸は警備が厳重であるため、一般人ではなかなか入れませんが、運が良ければシャッターチャンスはあるかもしれません。イギリスまで行ってみましょう。

Address10 Downing St, London SW1A 2AA, United Kingdom
URLHome Page

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