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カナダ絶滅危惧種動物 : バンクーバーマーモット

Animal

バンクーバーマーモットはカナダブリティッシュコロンビア州バンクーバー島のマーモットでカナダで最も絶滅の危機に瀕している動物です。一般に巣穴の中で生活しており、冬季は冬眠します。リス科の動物でとてもかわいらしい姿が人気です。バンクーバー島固有の動物ですがカナダ全土の飼育下繁殖センターにも生息しています。絶滅を防ぐための保護活動が今日もカナダで行われており、種の存続のために動いています。

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生息地

動物保護施設を除けばカナダのバンクーバー島のみが生息地になります。

特徴

高山に生息するマーモットで、体長は56-70cmです。体重は4.5-5.5kg。マーモット属は、短い尾をもったリスで丸い体で大きな切歯を備えています。他のリス科と違うのはあまり気に上ることがありません。山地や草原の地面の中にトンネルを掘って、巣を作り生息しています。大きな鉤爪を持っていてこの爪で穴を掘りトンネルを作るのです。

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生態

マーモット属は10月から4月までは冬眠します。野生のバンクーバー島のマーモットは、平均して1年の約210日間冬眠すると言われています。年間の気象条件に応じて、冬眠する期間は変動します。冬眠の時期が近づくと、マーモットは体に栄養をためこむため、大量に食べて脂肪を体に蓄えます。出産は4月か5月で1回の出産により4-5頭産むことができます。妊娠期間は1ヶ月程度。子マーモットは2年で大人になり性的にも成熟します。草食動物で植物を食べます。

絶滅危惧種

2000年ごろは野生のバンクーバーマーモットは22匹しか確認できなかったと言われていました。数年後には絶滅しているのではないかという指摘もありました。カナダの保護活動が始まり、数は増え始めています。激減した原因は捕食があります。オオカミ、イヌワシ、ピューマなどに食べられてしまうため、数を減らしてしまいました。

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保全活動

バンクーバーマーモットの保護活動を行う「マーモット再生財団」が立ち上がり、日々マーモットの保全活動を行っています。飼育環境下で繁殖させて野に返す試みが行われており、数百匹まで回復しているそうです。財団は野生環境で毎年150匹の子どもが生まれることを目指していますが、まだまだ先の話になりそう。

飼育

残念ながら一般人が飼育することはかなり難しいです。希少種が故に数が減っているからです。しかし動物園にいけばバンクーバーマーモットを見ることができます。野生のマーモットを見る場合はカナダへ行ってみましょう。

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