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南極絶滅危惧種動物 : ワタリアホウドリ

Animal

ワタリアホウドリは主に南極を中心に生息している動物です。北半球でも見られ、アメリカやポルトガルなどでも稀に見ることができます。世界最大級の海鳥として知られ、アホウドリ科の鳥です。ワタリアホウドリは船の後をついて投げ捨てられるごみをあさって食べることで知られています。世界で広く分布していることから絶滅の可能性が低いと思われているこの鳥は絶滅危惧種に指定されています。生存の危機にある鳥です。

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生息地

ワタリアホウドリは南極周辺の海域から亜熱帯海域、南半球まで広く分布しており記録もあります。アホウドリの仲間はほかにもセンカクアホウドリ、シロアホウドリ、クロアシアホウドリなどもいます。学名: Diomedea exulans。英名:Wandering Albatross。翼がとても美しいです。

特徴

ワタリアホウドリは体長107-135 cm、体重6.3-11.3 kg。羽色は年齢によって変化し、成長に伴い白色の部分が多くなります。ワタリアホウドリは名前から想像できる通り渡りを行うアホウドリ科の鳥です。オスはメスよりも若干体が大きいのが特徴で、メスは最終的に成長しても雨覆いや尾の先端に若干の黒色が体色に残ります。体がとても大きいことから、世界最大級の海鳥で知られています。ワタリアホウドリは海上または岩場や砂地のある海岸などに生息しています。総個体数は推定で10万羽を少し超えるといわれています。

生態

ワタリアホウドリは船の後をついて投げ捨てられるごみをあさって食べることで知られています。さらに魚やイカなどを自力で捕食することもあります。ワタリアホウドリは小さなコロニーを作って繁殖します。巣は土や植物などを積んで作られたもので頂上部分に浅い窪みがあります。一度、ペアになるとどちらかがいなくなるまでその関係は続くと言われています。繁殖形態は卵生で、抱卵期間は70‐90日前後あります。卵が産まれるとオスとメスが11週間交代で卵を温めます。生まれたばかりの子供は親とともに生活します。ワタリアホウドリは野生下だと30年程度生きますが、飼育下だと50年以上生きることもあります。

絶滅危惧種

ワタリアホウドリの総個体数は推定で10万羽を少し超えるといわれています。そのため今すぐ絶滅する可能性はありませんが、ワタリアホウドリは繁殖力が弱いことで知られています。船が流した延縄の針についた餌を沈む前に横取りしようとし、釣り針がくちばしやのどに引っかかって水中に引き込まれ溺死する事例はよくあります。さらに溺死する例もあり、生息数は減少気味です。現在は南極海洋生物資源保存条約が施行され、海鳥の混獲は90%減少しています。ただし違法な延縄漁をする船が増加しており、対策が求められています。

飼育

ワタリアホウドリはかなり大きな鳥であることや渡り鳥であることから、一般人が飼育することはかなり難しいです。そのため、動物園で鑑賞するか、南極まで行ってみてください。

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