世界最速の動物ランキング　人間よりも速い

世界には多数の動物たちがいます。その動物たちの中には飛びぬけた身体能力を持つ者もいます。その理由は捕食者から逃げるためです。生き物は生存競争に晒されており、自身が生きていくためにはスピードは必須の能力なのです。そんなスピードのとても速い動物を世界ランキングにしてみました。

1位 : チーター

チーターは地上最速の動物で最高時速は75マイル（時速約121km）にもなります。これはほとんどのスポーツカーよりも速い加速です。到底人間が真似できるようなレベルの速さではありません。チーターがなぜここまで速く走れるようになったのか？それはライオンに捕食されるからです。ライオンに捕食される子供はとても多く、チーターの子供の死亡原因はライオンに捕食されるか、餓死するかなのです。

2位 : プロングホーン

プロングホーンは哺乳綱鯨偶蹄目に分類される動物です。時速61マイル（時速約98km）で走った記録があり、恐らく最高時速はそれを上回っています。プロングホーンの天敵はコヨーテやボブキャット、オオカミやイヌワシなどの肉食動物です。外敵がとても多いことから、プロングホーンはとても速く走れるような動物に進化するしかなかったのです。

3位 : スプリングボック

哺乳綱偶蹄目ウシ科の動物。 彼らはアフリカ南部に分布し、乾燥した草原や砂漠に生息する動物です。スプリングボックは時速61マイル（時速約98km）で走ることができます。スプリングボックの天敵はライオン、ヒョウ、ブチハイエナ、チーター、リカオンなどです。天敵が非常に多いことから、スピードを手に入れないと生き残れなかったという背景があります。

4位 : クォーターホース

4位になってようやく馬が出てきました。正式にはアメリカンクォーターホースと呼ばれるウマの品種の一つで最高時速は55マイル（時速約88km）にもなります。人間はこの馬を改良し、とても優秀な品種として育て上げました。近代人はこの馬を農作業、牛追い、木材の運搬、日常の仕事や乗用として用いたのです。

5位 : ヌー

哺乳綱偶蹄目ウシ科の動物。ヌーはアフリカに生息するウシでとても大柄な動物でありながらも最高時速は50マイル（約80km）にもなります。野生におけるヌーの天敵はライオン、チーター、ハイエナなどのあらゆる肉食動物です。それらの肉食動物から逃れるためには驚異的な脚力を手に入れるしかありませんでした。

6位 : ブラックバック

ブラックバックはインドに生息する準絶滅危惧種のアンテロープ属の動物です。ブラックバックは時速50マイル（時速約80km）で走ることができます。天敵として トラ、インドライオン、ヒョウ、ドールがいるため、彼らから逃れるために驚異的なスピードを手に入れたと言われています。

7位 : ライオン

ネコ科の動物では2番目に大きいライオン。ライオンは最高時速50マイル（時速約80km）で走ることができます。ライオンの場合は捕食する側の動物で、チーターなどを襲います。ライオンの天敵は人間でしょう。狩猟によってほとんどのライオンが殺されており、ほとんどの種類が絶滅種科絶滅危惧種に指定されています。

8位 : ジャックウサギ

ジャックウサギは北アメリカにいるウサギの一種。ジャックウサギは時速45マイル（時速約72km）ものスピードで跳躍をします。天敵が周りにはたくさんいるため、捕食されてしまうことが多い動物です。生きていくためには驚異的なスピードを得るしかなかったのです。

9位 : ヘラジカ

シカの仲間の中で2番目に大きなヘラジカ。大きな体をしている動物ですが、最高時速45マイル（時速約72km）ものスピードで走ることができます。ヘラジカの天敵は主にオオカミとクマ。特にオオカミは速いため、彼らから逃れるためにスピードを手に入れたのです。

10位 : ケープ・ハンティング・ドッグ

ブラジル原産の犬種。ハイエナのように見えますが、ハイエナとは異なる動物です。最高時速は45マイル（時速約72km）にも達します。捕食用の動物として人間に飼育されており、狩りが得意であることから、驚異的なスピードを誇ります。スピードを生かして獲物を捕らえることができます。