ヤムスクロはコートジボワールの首都です。首都ではあるのですが、行政都市という位置づけがとても強いため、アビジャンに比べると、経済的にはあまり発展はしておらず、経済的な首都はアビジャンと言えるでしょう。しかしヤムスクロはアビジャンに劣らないくらいの観光スポットが多くあり、見どころも多数あるスポットです。
場所
ヤムスクロはコートジボワールの中部に位置している都市です。
歴史
ヤムスクロは実は近代まで完全に未開の地域でした。1887年ごろにフランス人が探検するまで、認知されていませんでした。1900年になり植民地化され、ヤムスクロという名前が付きました。この地にはフランス軍の駐屯所がおかれ、軍の拠点になったのです。1960年にフランスからコートジボワールが独立し、1983年には首都がアビジャンからこのヤムスクロに移転しました。
気候
ヤムスクロはサバンナ気候に属しています。年を通して気温は20℃~33℃を推移します。
言語
公用語はフランス語です。その他にも先住民族の言葉があり、ジュラ語、セヌフォ語、ヤクバ語などが使われています。
治安
ヤムスクロは治安がそれほど良いとは言えません。コートジボワール全体の治安がそれほど良くないからです。国内では富裕層を狙って金品を非合法に奪う強盗が多いです。観光客も狙われやすいため、軽快する必要があります。
産業
ヤムスクロはアビジャンに比べると経済的には発展できていないことから全体的に産業は未発達のままです。しかしその一方で、歴史建造物や自然公園などが多数あるため、観光業が発展しています。
人種
コートジボワールには50以上の民族が住んでいる多民族国家です。そのためとても多くの部族が住んでいます。
宗教
コートジボワールではイスラム教徒が40%を占めています。その他ではキリスト教徒が30%を超えています。
通貨
コートジボワールではCFAフランが使用されています。
観光スポット1 : The Basilica of Our Lady of Peace
世界最大の教会と言われている建築物はヤムスクロにあります。豪華なステンドグラスが内部にあり、ガイドツアーもあるため、多くの人が訪れています。
観光スポット2 : Palais Presidentiel
元大統領フェリックスウフェボワニが住んでいた邸宅です。外にあるお堀は自由に見ることができます。中に入るには事前予約が必要です。
観光スポット3 : Grande Mosquee
ヤムスクロには巨大なモスクがあることでも知られています。多数のイスラム教徒が礼拝している場所で、中には入れません。イスラム教徒だけが入場することができます。
観光スポット4 : Abokouamekro Reserve
ヤムスクロにある自然保護区です。大自然が広がっております。素晴らしい景色が広がっているため写真撮影スポットでもあります。
宿泊施設
ヤムスクロは宿泊施設が充実しています。最寄りにはヤムスクロ空港があります。航空券や宿泊施設は下記リンクから予約可能です。他の言語にも対応しています。
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